10日目。ゴールデンウィークのなかった時代を空想する
便利なものに囲まれて生活していると、それがなかった時代のことを忘れてしまう。
私自身、最新の機器や道具を使い倒すのが仕事でも趣味でもあるので、未来の方向に意識が向かいがちだが、今日の出来事を振り返りつつ、そのモノがなかった時代を空想しよう。
100日続けてみようと思います。10日目。
ゴールデンウィークが始まっております。子供の頃からゴールデンウィークはあった気がする。
ゴールデンウィーク、いつからと検索すると、
ゴールデンウィーク 歴史 ・・で・・検索すると、WIKIの結果で1948年に国民の祝日に関する法律が施行され、この期間をゴールデンウィークと呼ぶようになったという。名前をつけたのは、映画会社の大映の社長らしい。大映が松竹と競作して作った作品が最高売上を記録したことから、この時期に観客動員をする目的で、つけた宣伝用語だったようだ。
ちなみに、株主優待で映画をみようと映画館に行ったが、満席で空きがなくすごすごと帰って来ました。
株主優待は当日窓口でないと発券ができない軟弱な券なのです。
これもゴールデンウィークが映画とシンクロしているので、なんとかなく残念ですが、ネタとしては、ちょうど良いかなと。悔しいけど。
ゴールデンウィークという言葉がなければ・・・この5月の連休をピタッと表す言葉がない。5月の大型連休とか言っても、今回のように4月末からスタートする場合もあるし。
ホテルも移動手段も金額が上がる。日本全体で旅行などが盛り上がる。言葉を定義するのが成功した一例だろう。なので、日本以外ではゴールデンウィークは存在しない。和製英語。
制度としての休日が制定され、年16日が国民の祝日になっている。昭和23年の「国民の祝日に関する法律」で決まった。その前はどうだったのだ。
昭和22年はどうだったんだろう。謎だ・・・。わからない。戦後制定された、日本国憲法が昭和22年施行だから、戦前の休日ということか。
なるほど・・・。体制が変わるというのは祝日もこう変わるのか。
ゴールデンウィークができてなくなったものというと・・・明治、大正、昭和の制度だったんだ。
なくなってしまっているものを考えるきっかけすらなかったけど、こういう発想の転換をしてみると見えてくるものがあるなぁ。
ビジネス書作家 美崎栄一郎
https://note272.net/
トップ画像はhu_hu_yomenoblogさんからお借りました。ありがとうございます。
普段はお金をもらって書いているのですが、noteは、基本的に無料で記事を書いております。サポートしていただけると、励みになります。