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10日目。ゴールデンウィークのなかった時代を空想する

便利なものに囲まれて生活していると、それがなかった時代のことを忘れてしまう。

私自身、最新の機器や道具を使い倒すのが仕事でも趣味でもあるので、未来の方向に意識が向かいがちだが、今日の出来事を振り返りつつ、そのモノがなかった時代を空想しよう。

100日続けてみようと思います。10日目。

ゴールデンウィークが始まっております。子供の頃からゴールデンウィークはあった気がする。

ゴールデンウィーク、いつからと検索すると、

「2023 ゴールデンウィーク (日本). 開始:
4月29日土曜日
終了:
5月5日金曜日」

Google検索

ゴールデンウィーク 歴史 ・・で・・検索すると、WIKIの結果で1948年に国民の祝日に関する法律が施行され、この期間をゴールデンウィークと呼ぶようになったという。名前をつけたのは、映画会社の大映の社長らしい。大映が松竹と競作して作った作品が最高売上を記録したことから、この時期に観客動員をする目的で、つけた宣伝用語だったようだ。

ちなみに、株主優待で映画をみようと映画館に行ったが、満席で空きがなくすごすごと帰って来ました。

株主優待は当日窓口でないと発券ができない軟弱な券なのです。
これもゴールデンウィークが映画とシンクロしているので、なんとかなく残念ですが、ネタとしては、ちょうど良いかなと。悔しいけど。

ゴールデンウィークという言葉がなければ・・・この5月の連休をピタッと表す言葉がない。5月の大型連休とか言っても、今回のように4月末からスタートする場合もあるし。

ホテルも移動手段も金額が上がる。日本全体で旅行などが盛り上がる。言葉を定義するのが成功した一例だろう。なので、日本以外ではゴールデンウィークは存在しない。和製英語。

制度としての休日が制定され、年16日が国民の祝日になっている。昭和23年の「国民の祝日に関する法律」で決まった。その前はどうだったのだ。

昭和22年はどうだったんだろう。謎だ・・・。わからない。戦後制定された、日本国憲法が昭和22年施行だから、戦前の休日ということか。

3.孝明天皇祭 一月三〇日(先帝祭)
こうめい-てんのうさい。先帝の崩御日を祀る祭。明治時代は孝明天皇祭、大正天皇は明治天皇祭で七月三〇日、昭和時代は大正天皇祭で一二月二五日。
4.紀元節 二月一一日(現・建国記念日)
きげんせつ。明治政府により神武天皇即位の日として定めたられた国家の祝日。現在は「建国記念日」として、国民の祝日。明治五年(1872)制定。
5.春季皇霊祭 三月二〇日(現・春分の日)
しゅんき-こうれいさい。春分の日に天皇・皇后が出席して、皇霊殿で行われる先祖祭。明治一一年(1878)制定。
6.神武天皇祭 四月三日
じんむ-てんのうさい。神武天皇崩御の日とされる。明治三年(1870)に始まる。
7.秋季皇霊祭 九月二六日(現・秋分の日)
しゅうき-こうれいさい。秋分の日に天皇・皇后が出席して、皇霊殿で行われる先祖祭。現在では「秋分の日」として国民の祝日。明治一一年(1878)制定。
8.神嘗祭 一〇月一七日
かんなめさい。天皇がその年の新穀を伊勢神宮に奉納する祭儀。明治一二年以降、一〇月一七日に執り行われる。

https://komonjyo.net/meijisyukujitu.html

なるほど・・・。体制が変わるというのは祝日もこう変わるのか。


ゴールデンウィークができてなくなったものというと・・・明治、大正、昭和の制度だったんだ。
なくなってしまっているものを考えるきっかけすらなかったけど、こういう発想の転換をしてみると見えてくるものがあるなぁ。


ビジネス書作家 美崎栄一郎
https://note272.net/

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