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TOPANGAチャリティーカップ参戦記

ストリートファイター6をプレイしてすでに半年、当初の目標に到達してからの自分は正直なところ、次の具体的な目標を決めかねていた。
ランクマッチというわかりやすい指標はあるものの、ただ数字だけを見ながら続けることにある種の限界を感じると同時に、自分には生来的に欠如しているもの…「闘争心」や「悔しさ」がステップアップに不可欠であることを自覚していた。

参加メンバーの招集に即決で応えたが、ランク分けなどはないので対戦相手も普段のランクマッチとは格が違ってくる。今の自分にこの場で求められるものは、それまでやってきたものを出し切ることと割り切った。もちろん、チーム戦なのでその雰囲気を感じることも楽しみのひとつだ。

実際に参加してみて、ランクマッチでの己と向き合うプレイとはまた違った、シンプルにその場の勝敗だけを求める戦いに、新しい楽しみ方を見出し始めた。
また、観る人の存在はプレイヤーがパフォーマーでもあることを再認識させる。チームメイトの良いプレイには自然と声が上がるし、自分も良いプレイを見せたい欲求が沸く。

今回は2戦して敗退となったが、確かにこれまでとは違う「悔しさ」を覚え始めた。積み上げたものがあるなら、それは結果として見せなければならない。見得を切ることにも近しい。
勝ちにこだわる理由を得た気がした自分の新しい目標は、今後も競争の場に参加してなんらかの結果を出すこと。それには、まだまだ何もかもが足りない。
ここから真に、俺より強い奴に勝つための研鑽が始まるのだろう。

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