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【詩】 木々 (+読書メモ)


放置された
猫車の上に
育つ森のようなもの

「われわれもかつては
ぐんぐん育ったものだ」

人気のない森で
光る目はぐんぐん増える
それ以外は闇に溶ける

(ギエギエギエ)

鳴声は
夜の数ほどあり
誰の耳も
ふるわすことなく
森の空気をふるわす

(ギギ、ギギ、ギギ)

雷鳴をきく
(木々)と
木々





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[読書メモ📖]
葬送のフリーレンの最新巻を読んでいる。その後は何を読もうか?どこへ行こう?次は火星もいいな。ブラッドベリの大傑作『火星年代記』を再読しようか☆

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