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【詩】 象を飼う


卵くらいの大きさの
象を
誰もが
飼っている
パシャパシャ
水浴びさせてやると
気持ちよさそうに
パオンパオン
と鳴く
時に
パオンは
悲しく響く
長い鼻だって
だらんとしてしまう
そんな時は
草原を
一緒に散歩しよう
象の声に
耳を澄まそう
草の香りの
風を浴びよう

わけもわからず
象を飼う




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