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推しと私

推しと私。
今日は推しと私の関係を書いてみようと思う。
私は気づいた頃から。たぶん、小学生の高学年の頃かな?今思い返せばヲタク気質だったと思う。少ないお小遣いの中からアイドルが掲載されている雑誌を買っては雑誌の中の付録のポスターを部屋中に貼り、天井にまで貼っていた。そして眠りについていた。
そして音楽番組に好きなアイドルが出ると、テレビにへばりついて見ていた。
(でもシャイなので決して顔には出さない。心の中でそっと叫んだ。でもその叫びがどうしても出てしまい。顔が真っ赤になり、でもそれを必死に隠す事に徹していた。)
推しが出る音楽番組の録画を母にお願いしたのだか、されていなかった時、そして間違って父が消してしまった時、大泣きして怒ってしまった記憶もある。そんな私を母親はどう思っていたのだろうが。
しょうもない奴だと思っていたかもしれない。
でもそっと見守ってくれていた。
そんな私も中学生になり初めて本気で好きな人ができた。
同じ部活の1つ歳上の先輩だった。先輩には彼女が居た。
なので、シャイな私は尚更、陰から見守る事しか出来なかった。そして好きだということを絶対に先輩にバレたくなかったし隠し通したかった。
初めてテレビの中のアイドルから実際に実在する人物に好きという感情を抱いたのがこの時だったと思う。
先輩に普通に「写真撮ってください!!」と言えない私は自分の家の二階の部屋から先輩が帰る後姿を隠し撮りしたこともある。それを宝物にしていた。
(一回捕まれ)
苦くて甘い苦い思い出だ。
(甘酸っぱいなんてものではない。)
そんな私も高校生になり初めて彼氏が出来た。
彼氏が出来たら彼氏が推しになった。
私は自分が両立出来ないことに今気づいている。
彼氏が居る期間はヲタク活動は自然とフェードアウトする。
彼氏と別れるとまたジワジワとヲタク魂が溢れてきた。
それを繰り返しながら大人になり、こんな私でも結婚する事が出来た。
今私がまたこんなにもヲタク気質が激しく出ているのは何故だろう。
ありふれたごくごく普通の日常に少し刺激を求めているのかもしれない。
普通に健康で元気に過ごせる事が何よりの事だとはわかっていても…
平凡な普通の日々を鮮やかに彩ってくれる存在が居ないと私は駄目なのかもしれない。
推しと私。
次は30秒に賭ける限界ヲタク。
を書こうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
aoi

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