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【蒼雑記】千奇万講の絵を描いてもらったよ & なんで描いてもらうと嬉しいんだろう？

高梨蒼
銀と金との新規エピソードじゃないんだ！ごめんな！

先日の逆噴射小説大賞2019の応募作のひとつ「銀と金と千奇万講」を基に、きょくなみイルカさんがイラストを描いてくださいました！わーい！！

色々と真面目な話を書いて悩んでたけど、全部下書き保存に放り投げて喜ぶぞ！ﾜｵｵｵｰ！

いい…洒脱だ…いいよね……。

「銀は『直線の執事』、金は『曲線のメイド』です！」とだけ伝えたらこんないい感じになった。すごく嬉しい。アニメ化待ったなし。

本編もう一回読み返してみてね！

経緯としては、「自作をイラスト化してほしいガンマンはおらんかね～」ってきょくなみイルカさんが言ってたので、そこで僕が「いるぜっ！ここにひとりな！」と名乗りを上げた、といった具合です。
きょくなみさんは国喰いのススメにもスキしてくれていたので、そっちになる可能性もあったけど、僕が銀と金とで！！って言いました。
だってメイドさんがすきだから……。

同じ夢を見たいんだ

ちょっと実感したこと。

究極のところ、僕は独りで夢を見ていてもいいんだけど。
やっぱりみんなで同じ夢を見たいっていう気持ちがある。

アー…つまり、「僕の書いた世界」を「ほかの誰かも感じてくれる」というのが嬉しいんだよね。僕一人の世界だったものがほかの人へも伝播している感じ。僕の言葉が誰かに届いた感じ。

僕の中で生まれた幻影が、イラストの形になる。具現化する。
僕が基本的に「具体的なキャラクタービジョン」を作らないスタイルだからこそ、絵になるのすごい嬉しいんですよね。

もちろん感想も嬉しい。感想で世界を広げたり深めたり、色づけたり形作られたり……いつもありがとうございます。

この願望の終着駅は物理書籍化とかアニメ化になってくるんだけど、執着過ぎないか？

それはともかく。
言葉が届いて何かが返ってくるというのはやっぱりうれしい。
昔、「人間は自分の中に指標や価値基準を持つ」「それは時に信仰であり、時に信条である」「人は――猿から進化する過程で――そういう『大切なもの』を持つことで『死』に抗った」みたいな講義を受けた。その中で、「では、君たちにとっての『大切なもの』は何かな」って振られた。
僕は「『空想すること』が現実の命とか、都合を超越した『人類の特権』であり、信じて支えにするに値するもの」って答えを出したんです。

つまりは、僕にとっては「想うこと」「考えること」が生きることの第一義ってことになるっぽい。そして、その「一番大切なもの」の結晶としての、小説だったり、考察だったり、感想文だったり。あるいは、それへの反響、コメント、イラスト、そうして繋がる・広がるエトセトラ。そういうものが「生きる意味」なのだろうかなぁ。

とくに、反響は「僕の生きたかたち」「僕の一番大事なもの」が肯定された、共感された、ってことで、猶更に嬉しいんだろうね。承認欲求ってやつだ。自己肯定感が薄すぎる人間は承認に飢えている。生きていていいと思える貴重な瞬間だ。

今回みたいなイラストとか、いただいてる感想とか、それでなくとも空想とか胡乱とか考察とか、そういう「心と頭」でやることが好き。せめてそういう魂の在り様だけはこれからも元気でいたいものですね。

……って、大袈裟大仰大上段に考えてるから「書けない今とは」「窮屈な労働の価値とは」とか塞ぎこんだりするんだろうな。この話はまた今度。

まとめておこう

・想って感じて考えて、心を自由に生きていきたい。

・みなさんいつもありがとう。感想もファンアートもいつでも募集中だ。

・マシュマロもあるよ！！

・かにたま名義(日常用)のマシュマロもある！！

・創作用と通常用で二つマシュマロ持ってるのは流石にあほでは…？

以上です。グンナイ！

追記！

描いてくだすったきょくなみイルカさんのメイキング記事！こっちも読んでくれよな！

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