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【蒼雑記】嵐の中で微睡んで・2 ~労働惨禍~

雨の夜には、世界がこのまま押し流されればいいのにといつも思っている。

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眠い、眠い、眠い

どうにも睡眠が足りないタイプでして、昔から昼間にうとうとすることが多かったんですよ。

それは楽しいことをやってようが関係なくて、推しの出てるトークショーで意識を失ったことだってあった。

生活習慣が問題とか、栄養がどうのこうのとか、そういう部分に原因を求めたこともあったけど、そういうのが完璧にケアされてた実家暮らし時代、高校生の頃だって寝てたので考えるのをやめた。

まぁ24時すぎで起きてるのは確実に悪いんだけど。

勿論夜も眠い。すごく眠い。どうしようもなく眠い。一日12時間は寝ないとやってられない。

あと事務所はなんか、空気が薄い。人が多い。三人も近くにいたら酸欠になるに決まってるだろう。酸欠になるわ。

労働に向いてなさすぎる。

で、うっかり罷り間違って社会人になっちゃったので、勿論「お前日中寝るのはさぁ…」とか言われるわけですよ。直系の上司全員に言われた。

起きてたいのはこっちも一緒なんだよ。

ごめん嘘ついた、寝たい働きたくない。

みんな同じ気持ちだとは思うんだけど、理想を言えば労働なんてしないで済むなら最高なんですよね。働くなんてさぁ。

それをきちんとやっていくのが現代社会の最低限なのはわかる、頭ではわかる。けどさぁ。

生きていくのにこんな適合しない肉体に生まれてしまったのなら、もうそういう現実を言いたくないんですよ。

あぁ、実際のところ病院で検査してみたりはしてないので、特別何かの障害があるとかはわかりません。ここまで言っておいて。情けないですね。病気じゃないお墨付きをもらうのが怖いんだってさ。

じゃあどうするか?生きることをやめよう!

「シンプルな話、早く寝れば理論上は翌日起きていられるんですよ」


は?


例えば普段より2時間早く寝たら5時に起きて、その分「稼働時間の限界」が2時間早く訪れるんですよ。
朝7時に起きて、朝10時に眠くなるって生活が朝5時に起きて、朝8時に眠くなるになるだけなんですよ。早寝も早起きも無意味なんですよ。わかるか?

そうなってくるとしても、「免罪符としての早寝」は必要になる、と思う。そのためには?仕事から帰ってきたら即座に寝る!『私』を捨てろ!寝ろ!そういう肉体に生まれついたのだから文句を言うな!言い訳をするな!寝ろ!!!

その果ては、えぇ『魂の否定』ですよ。昨日と真逆のこと言ってる。昨日は魂の肯定がどうとか言ってたのに…。

僕にとって、少なくとも今は――今従事している”一般的な就労形態”は――生きていることの否定なんですよ。

そこを抗って楽しみを模索しても、今度は日中に死ぬ。

高梨蒼/かにたまは転職を目論もうとして、立ち眩みをして倒れた。

仕事というものにいいイメージがなくて、延々悩んだ果てに『架空の家族』を創り出したことは前にも書いた。

なんか最近似たようなことをしてる人がいるらしい。手遅れになる前にやめろ。
その人はバズったらしい。ぼくがバズるべきだろ。
バズりたいわけじゃないけど、警鐘として読んで拡散してくれ。

後遺症か、転職をしようとしても「どう働くか」を考えようとする時点で脳みそが拒絶する。心が逃げ出す。体が眠る。

こういうのは他力本願しちゃいけない部分なんだろうけれど、それでも「誰かがうまい仕事を用意してくれないかな」と思ってしまう。

けど、そんなこと願っても誰も助けてくれないんだよなー。
なんか僕でも「生きていける」お仕事をご存じの方いたら教えてください。口笛と幻視と文化研究が得意です。


だから。僕は思うんです。
「この雨で世界のすべてが等しく沈めばいいのに」って。

【何の希望も教訓もオチもなく おわり】

まだ鬱抜けきってないのかなぁ

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