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【蒼雑記】シナリオ、キャラ、その他いろんな「公募」ってやつの話。

高梨蒼だよ。そしてかにたまでもある。

今日はシナリオ(に限らず)公募についてのお話だよ。

あずえりR

僕の応援してる声優さん、和氣あず未さんと鈴木絵理さんのラジオバラエティー・あずえりRを聴こう。ゆるっと面白いよ。

で、この番組の中にラジオドラマのコーナーがあるんですよ。

見た目同じリンクだけど個別ページに飛びます。信じてください。

こちらのラジオドラマ「ファンタジー世界の日常」はシナリオ公募してるんですよね。厳密には「シナリオの方向性を決めるためのアイディア募集」くらい。ゆるい。

というのも、ひとつのアイディアだけで10分以上の脚本を成立させるのは土台無理なんですよね。必然、リスナーのアイディアから跳ねて飛ばして膨らまして別の着地をするっていうのもよくある話

なんなら僕の時もそうでしたからね。ちょっと姉が妹に甘える展開を提案したら、ゴリゴリのヤンデレになってましたからね。ガハハ!
もちろん、そういうもんだとわかってるので文句なんてないです。

この番組、勿論この二人が推しなので聞いてるんですが、この番組の緩い空気感が好きなんですよね…。そんな緩い空気感から放たれるプロの朗読劇、だけどやっぱり緩い、良い感じのあほ加減……ってことで、ほかの普通のお便りとかコーナーメールとかを置いといて、シナリオ公募にメールを送っています。

なにせ採用されると楽しいからね!そして採用されなくても楽しいから!

テレ東のアレ

シナリオ公募といえば記憶に新しいのはこれですよね。

僕ァ結局、視聴できる環境がロクに揃ってなかったのと、最初の「議事録のようなもの」で一気にやる気を失ったわけなんですけど、どうも今一つな部類になったらしいですね。見てないから「らしい」で済ませておきます。

あれの詳しい解析はお望月さんにお任せします。要するに船頭多くして船山に上る状態であり、かつ、船頭とオーナーの考えが合致してなかったっぽいですね!

1月からのは旨くいくんですかねぇ(静観)

キン肉マンとトリコ

公募といえばこれでしょ。

「君の考えた超人」も「君の考えたグルメ食材」も、ちょい役どころか超メインで使われてるからすごいよね。しかもめちゃくちゃな量が出てくるし、天下のジャンプ作品だけあって応募数もとんでもなさそう。

なんでそんな大規模・大胆なことをやりながら綺麗に纏められるんだろ、と思ったんですけど、「はがき一枚」の少ない情報をベースにして「一気に広げる」という点では余程あずえりRに近い。エッセンスの多さでテレ東に近いとしても、それは別問題なんだ。

あと「ストーリーの骨子が決まってるからキャラクターがどうあれ割となんとかなる」というのもポイントなのかな。

ベルリンは鐘

キャラクター公募回は伝説の回だから単行本買って読んでください。

とりあえず読もう。

まとめ?

というわけで4本(5本)、「シナリオ・作品要素を公募する」作品を見てみたんですけど、大体以下のことが言えそうです。

・「とにかくたくさん採用する」は死に直結する
・「採用する」のは結構、その上で「どうやって膨らませるか」がプロの仕事
・採用されるか否か、以前にその作品が好きなファンを創れるかどうかが大事(信頼感、モチベーションなどに関わってくる)

結局、「採用される」をモチベーションにすることは不可能。だってそれくらいの「ゼロから創っていけるぜ」「創ることこそ至上命題」な熱量があるんだったら自分で一次創作するよね…。そのくらい我の強い人間を集めて束ねて砂上の楼閣へ連れていくのは難しい。

そんなことにならないためには、例えば「すでに作品として軌道に乗ってる」とか「ただ声優さんが好きだからゆるく遊べりゃいいよ~」とか、方向性はともかく「公募以外の価値」が出来上ってればいいんだよね。それなら「参加したい・創りたい」欲求を煽りつつ、「でも採用されなかった」に対するセーフティネットとしても機能する。
「『好きなもの』の世界に参加したい」っていうクリエイター性・ファン性の欲求を同時に・半々に満たすのが「公募」を成立させるために必要なベース・土壌なのかなっていうのが結論でした!

じゃ、あずえりR聴いてくれよな!グンナイ!

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