ねぇ なんにも持たざる私に何ができるの?
このnoteは、モーニング娘。'17『BRAND NEW MORNING』の歌詞について、私が思ったことを綴りました。
もっているものが少ないということは、失うものも少ない。
人間は損失回避性といって、同じ量のものを得るよりも失う方が痛みを感じやすい。例えば、100円を手に入れるよりも、100円を失くす方が心のダメージが大きい。
失うものがない、という言葉は使い古された感があるが、それでも失う怖さの小ささは、私達が想像する以上に「強み」であろう。
ここの歌詞、不覚にも「そっかぁ」と思っちゃったんですよね。
太陽は沈んでもまた、東の空から現れる。
煌々と光る太陽ですら、定期的に沈む。人間だって沈むこともあるけれど、朝は必ずくるし、また誰かを照らせる。
早い歌詞で、聞き逃しそうになるけれど、説得力のある勇気を貰える部分。
これは本当にそう。ディスったり、妬んだりするより、素直に相手を讃えたいし、応援したい。でもそれは簡単なことではない。
この歌詞の主人公も、「誰かのことを褒めるんだ!」ではなく「褒めてあげたい」と願望になっている。主人公もまだその状態にはなれていないのだ。
だからこそ、私達も主人公と共に、他人を素直に褒められるような人になろうと、一緒に頑張る気になれる。
大人になること、歳を重ねることは悲観すべきことではない。
今よりも最高!との一言に尽きる。
1番の太陽の歌詞と対になる2番の歌詞。
月の満ち欠けは、日の出と日の入りよりも、さらにスローテンポ。でもまた満月は訪れる。太陽よりも月の方が好きかも。
人生の長さに、心が重たくなることもある。けれども、旅はまだまだこれから。ポケモンでいうと、マサラタウンを出発したばかりだぞ!
戦争とか平和とか、難しいことは私にはよく分からないけれども、ないものに愚痴を言い続けるよりも、周りにある小さい幸せを見つけて、そっと伝える人でありたい。
たまには、愚痴もいうけどね。
追伸:加賀楓さん、「モーニング娘。22」卒業おめでとうございます。この曲でデビューした加賀楓さん、改めて強いなぁと感じました。ありがとうございました。
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