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ケモノキャラを描くときに気を付けていること

『ギンの旅』執筆にあたって、覚え書きのようなものを。

ケモノキャラと言っても、モデルにした動物やデフォルメ具合によって全然描き方が変わってくるのですが、今日はギンをモデルに私なりの描き方をざっくりご紹介します。需要?知らねえなあ。

1.人間の輪郭をとる

まず普通に人間の輪郭を取ります。縦の中心線と目の位置(合わせて通称十字線)は、人間もケモノキャラも変わらないはずなので描いておきます。十字線さえとってあれば、顔の中身は描かなくていいです。ちなみに人間の場合、目じりと鼻の位置を横で結んだところに耳がきます。それはおいといて。

2.マズルを付ける

人間の輪郭をもとにマズルをつけました。鼻筋を通る中心線を人間のものより延長し、マズルにします。マズルがあるぶん、顎の形が変わります。顎先にも骨が入っていることに注意して、やや丸く描きます(ここはデフォルメ具合により大きく異なります)。ケモミミも、人間の耳の位置から縦に移動したところに置きます。

3.立体を描いていく


線が汚い

ここは下書きで描くことはほぼないのですが、青い線が立体の曲線をイメージしたものです。
重要なのは中心線よりもマズルの輪郭がふくらむところ!赤い破線が中心線、青い実線がマズルの輪郭です。マズルの輪郭を中心線でとってしまうと、ペラい印象になります。なお、もっと角度を付けた場合(横顔など)は中心線とマズルの輪郭が重なります。

4.ギンです

適当すぎる

肩にかかる程度の髪を描いたら、ギンのできあがりです。

以上、私がケモノキャラを描くときに気を付けていることでした。
マズル難しいよね。めげないでいこ。

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