【裏話】「彼氏の前戯が下手すぎる女友達のこと気持ちよくしてみた」について
こんにちは、ゆぃです。
ひさびさに作品について話しましょうか。
「彼氏の前戯が下手すぎる女友達のこと気持ちよくしてみた」
この音声経由で私を知ってくれた方も多いようです。
これには、モチーフになった子がいるのです。
_________【出会い】_________
2024年5月24日、一通のDMが届く。
「支配って単語エッチで好きです♡」
相手は、、、、女の子?
私以外は企業の公式アカウントのようだけど。。。
またネカマかな?
そんなことを考えながら、どこ経由できたか尋ねてみた。
「noteたまたま見たところでした、いきなりごめんなさい!」
え?そこからなんだ、、、
すこし拍子抜けだった。
だって、この時期に書いていたnoteは、自己紹介やスタンス、活動についてくらいしか記事を書いていなかったから。
半信半疑な中ではあったが、メインは音声活動なので、私のキャストも紹介した。
「ありがとうございます! 初めて女の方の声でマンズリしますね」
すごい返答だなって思った。正直、ネカマを疑いつつ、主人やパートナーの有無について尋ねてみた。
「セフレはいます」
「主人はいないです、Twitterの男の人みんなやりたいしか言わないからうんざりしてました」
「すぐ画像見せてとか言われて萎えちゃって」
「文字だけなら乗ってあげるのにってなります。」
「 監〇されて飼育されてる音声聞きまして、怯えながら嘲笑われて、濡れちゃいました♡」
そこから、作品を出すたびに感想をくれ、自慰行為にふけるたびに報告してくるようになった。
_________【印象と感想】_________
彼女のポストをみると、強オスを求めていたり、性経験もそれなりに重ねている様子。発情した時の様子を、下品にいやらしくポストしていたりもした。
ふむ。Hなことに羨望は強いけど、それに見合ったものを与えられず、それを気取られないよう感じたりしてるふりして、適度に相手立てながら、我慢してきたってかんじかなぁ。
ネカマではないか?との疑念は残っていたが、そんなのはどうでもよかった。この子の提示している情報には、私自身、既視感があるものもあるし、きっと似た経験をしている子もたくさんいると思う。
『ちがう。そうじゃない。それでも、自分が「マゾ/従者」としての立場を望んだんだから、口答えしちゃだめ。我慢しないと、相手を立てないと。
これは私のしたいこと。
そう言い聞かせてながら、虚無が広がる。
なにやってるんだろう?
相手の欲望に合わせ演じている自分に気づき、迷いと疲労を感じる』
そんな思いが聞こえた気がした。彼女が本当はどう思っていたのか、すべてを理解できているとは思わない。だけど、勝手に、この子を満たしてあげたくなった。本当は強引で、少し乱暴なくらいが好きなことは知っている。
だけど、まずはねぎらい、大事にされるよろこびを感じてほしくなったのだ。
_________【製作】_________
私自身、レズは未経験。
一言に女同士といっても、感じ方はそれぞれ。
公開したら男性も見るだろう。他の女の子に迷惑をかけてしまうような主観や特殊性は、極力そぎ落とさないと。女の子が共感し、入り込めるよう、普遍的な感情、快楽に思いを馳せる。
出会ってわりとすぐ思いついてものの、なかなかまとまらず、製作完了までは1か月ほどを要した。
彼女はとても喜んでくれ、丁寧に感想をくれた。
たくさんのマゾ願望とともに。。。
_________【おわりに】_________
SとM自体には、実は優劣なんてないんじゃないかなって思ってます。
Sは頭を使う。
Mの求めているものを理解・把握しつつ、与え方や焦らし方を工夫し、いかに魅力を引き出すか考える。もちろん、主導権と軸は「S側が持った」上でね。
Mは気を遣う。
悦んでもらえるように、かわいがってもらえるように、自分の欲を満たす前に、相手を満たしてあげないと、、、そんな献身的な思いを持っている子も少なくない。というか、ベースはこのようであることが多い気がしますね。
余談ですが、Sは一人では成り立ちませんが、Mは一人でも成り立つ当たり、Mが最強と考える方もいるようです。なかなか興味深い視点ですね。
そしてやっぱり癖とかフェチ、変態って「異常」だと思うのね。
生殖にも必要なければ、公になってはいけない恥ずべきこと。
一歩間違えれば、社会、家族、友人からの信頼もすべて壊れてしまう。
そんな危うさをもちつつ、焦がれてしまう甘美なものだと考えているの。
だからね、少しやりとりして信頼関係も構築できてない状態でなんでも間でも求めるのは失礼極まりない。ましてや画像なんて、『何でお前のためにデジタルタトゥーのリスク負わなきゃいけないんだ?』って思ってしまうようね。今はポルノが溢れているから、麻痺してくることもあるかもしれないけれど、その辺のリスクマネジメントや配慮もできないような知性のない方は、パートナーにするのは考えた方がよい気がします。
ちなみに、モチーフになった子とは、今もつながっています。
やり取りの頻度に波こそあれ、今も私の考えや作品を含め、尊重し、愛してくれているのがうれしいですね。
ねぇ、君が望んだ続編ができるまでは、つながっておいてよ。
ゆぃ。
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