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居心地という感覚

居心地がいい、居心地が悪い、という感覚は結構当たると思う。

うまく説明するのは難しいけれど、ここは何となく居心地が悪い、という感覚を持ったならば、早めにその場を離れるべきだ。

僕も前の職場は東京で約3年半ほどいたのだが、初めから居心地のいいものでは無かった。それならば転職すればよかったのだが、いろいろと事情があり3年半は在籍せねばならなかった。
なので、その間は仕方なく耐えたが、ほとんど楽しかったという記憶がない。

逆にそういう嫌な期間を過ごしていると、居心地がいい場所もすぐわかる。少なくとも、「ここは嫌な感じではない」という感覚は持てるだろう。
自分としては普通にしているのだが、相手が自分を立ててくれたり、風通しが良かったり、上下関係なく気さくにコミュニケーションが取れたり…etc、とにかく何となく居心地が良い。
なるべくならそういう場所に身を置いた方が良い。

何が嫌だったのか、今ならだいたい分かるが、最初は「何となく嫌な感じ」というだけでもいいのだ。
そういう空気を感じたら、できれば最初から入り込まない方がいい。

人間、快や不快という感覚は言葉より先にあるのだと思うが、この感覚に従うことが、自然にのびのびと過ごす秘訣だと思う。
誰だって窮屈で嫌な思いをするより、自然にのびのびと過ごしたいだろう。

とはいえ、僕もそうだったように、いろんな事情で嫌な期間を過ごさなければならない場合もあるだろう。
そんなときは、少なくとも、「ここは居心地が悪いからなるべく早く抜け出そう」という意識だけは持って、休めるときはなるべく休んだ方がいいと思う。実際、僕はそうしてきた。

後になって自由な空気を吸った時に、自分の価値観として何を優先すべきかが、よりはっきりと分かると思う。


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