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感受性が強くて繊細なまま、タフに。【#自問自答ムンプラ】

自問自答ファッションのあきやさんとムーンプランナーさんが、ネタバレOKアウトプット祭りという、たいへんありがたい期間を設けてくださった。せっかくなので感想を書くのだが、おふたりの受け答えの姿勢がかっこよかったのでその話を書きたい。講演の中身はあまり書かないので、ネタバレはないと思う。

「タフである」ということ

おふたりのお話や質疑への回答を聞いて「おふたりはとってもタフだな!」と思った。同時に、頭のなかにある棚の引き出しがシュッと開いた。出てきたのは、大学1年生のときに受けたキャリアデザインの授業で知った「悲観は気分、楽観は意志」という言葉だ。当時の私はとても悲観的に物事を見るほうで、思いがけずビンタをくらったような気持ちだった。

わざわざ言うまでもないけれど、人生は楽しいことばかりではない。私はたった25年しか生きていないが、心を病みかけたことがある(病院にかかっていないだけで、診断名がついた可能性はある)。実際に病んでしまった友人も何人もいる。

ものごとを悲観しようと思えば、どこまででも、どれだけでも、悲観できる。悲観の渦のなかにいるとき、時の流れがゆっくりになるような感覚になる。すべてに対する悲観は無気力感に変わり、行動を放棄させる。行動しなければ何かが変わることもない。なんとか日々をやり過ごし、かりそめの穏やかさを手に入れる。

しかし、悲観の根本が勝手に変わることはないので、心の底では怯えつづけることになる。悲観的になると、いろいろなことがつらくなる。いっぽうで、「行動しなくていい」という免罪符を得て楽になるという一面もあると思う。悲観に浸るのは楽なのだ。

楽観的にものごとを見るのは、わりとしんどいと思う。現実を直視して自ら行動する必要があるからだ。楽観は、能天気でも無計画でもない。以前は楽観的な人をうらやましく思っていたが、それは私が何も知らなかっただけだった。

どうしてこの言葉を思い出したのか。それはおふたりの受け答えから、強い意志をもって行動している人だと思ったからだ。おふたりそれぞれが、想像もつかないような体験をしてきている。心を折られるような思いをしたことも、きっとたくさんあっただろう。それらに向き合って考え抜いてきた過去の蓄積が、おふたりを「楽観」の立場に立たせる。おふたりは自分で自分を鍛えてタフさを身につけてきた。前を向いて、生きる力をみなぎらせて、言葉を発している。だからどの言葉もずっしりとしていて、深くまで届く。

おふたりから一貫して受け取れるメッセージは、「最終的に自分の人生をどうにかするのは、自分なんだよ!」ということだ。閉じこもって震えていては、自分の人生を主体的に生きることはできない。主体的に生きることは、自分が自分のために行動するということだ(「利己的に」ということではない)。だから、自問自答ファッションもムーンプランナーも行動を促すつくりになっているのではないだろうか。

話は変わるが、私はHSPだ。感受性が強く、人より多少繊細で敏感である。さもないことに気を取られる私は、母に「鈍感になれ」「気にしすぎだ」と幼いころから言われてきた。鈍感になれば楽になれるのかもしれないが、それはいやだった。私はたくさん感じて、受け取って、前向きに生きたい。鈍感になって、コンフォートゾーンに留まって「ちんまりとした生活」を送るのは退屈すぎる。

私は、タフになる必要がある。感受性が強くて繊細なまま、タフに。そうやって生きて、生き方や考え方を何かの形にして、誰かに届けることができたらきっと私の人生は大きく躍動していくのではないか。

この予感を、現実のものにしていくのは自分だ。考えて行動して、進みつづける。自問自答ファッションとムーンプランナーとともに、自分を鍛えていくぞ!

~余談~

なんだかおもて~話になってしまったが、私は元気です! 重たいことを書くと、体感より書いた字数が少なく感じる。出力のストレスが違うのかな。

ところで、先日買った5ACにもタフさを感じるんだよね~。覚悟のある強さというか、潔さというか。サルトルの靴にも感じる。無意識にタフさを求めていたのかもしれない。

靴とバッグの印象が近いなと思ったのだけど、私は自己評価と自己紹介の印象に差をつけたくないと思っているのかも。ほかの自問自答民たちはどうなのだろう? 印象が真逆の人もいるのかな~! バッグと靴を見比べて分析すると自己理解の促進になりそう。

おわり

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