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こころ検定1級口述技試験にむけて(その1)

いよいよ今週末の日曜日に、こころ検定1級の実技試験があります。

ここでは私が行う準備についてまとめていきます。

受験票によると実技試験は約10分。試験の範囲も書かれています。CLとのロールプレイはあるでしょうから、あとは心理カウンセラーとしての基本的態度か。まずは基本を確認。

倫理綱領
まず、倫理綱領についてポイントを整理しました。

倫理綱領はメンタルケア各術学会会則第9条3項に記載されています。
https://www.mental-c.com/images/pdf/code of ethics.pdf

会則の詳細を暗記する必要はないと思いますが、ポイントを理解することにします。
・自己の専門知識、資質の向上に努め、最新情報の収集などの自己研鑽を行うよう努めること
・対象者(CLと関係者を含む)に対して目的を開示し、必要な情報の提示と十分な説明を行い同意を得るように努める(インフォームドコンセント)
・初回に書面で同意をもらい、書面は双方で保管する
・同意は対象者の意思で終了できる(目的の活動が終了する必要はない)
・守秘義務があることを伝える
・カウンセリングの中で得た情報は、対象者の同意なく開示してはいけない。対象者が同意した目的以外に使用してはいけない
・心理カウンセラーは医療行為はできない(薬の処方など)
・100%治ると言ってはいけない、最善の努力をすることは伝える
・関係性のある人へのカウンセリングはできない(2重関係は不可)

守秘義務例外は次の4つがあります。
・CLが望む場合
・医療過誤訴訟
・ネグレクトや虐待
・自傷他害の恐れがある

心理カウンセラーの守秘義務例外は、キャリアコンサルタントの例外と同じなので理解が進みました。

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