私たちを傷つけるためにデザインされた世界で生きている

いきなりネガティブでごめんなさい。
でも心の中でそんなことを叫んでついでによるもの全てを傷つけないと(妄想のなかでだよ!)やってられねぇ夜が続いてもうだめだった。

このタイトルの元はジェーン・スーさんがラジオで質問者に回答していた「世界はあなたを傷つけないようにデザインされていない」に対するオマージュです。ラジオからこの言葉が流れてきた時は「まっことその通り!」と膝を打った。だってそれでも働きゃなきゃいけなかったから、傷つくたびにこの言葉を思い出して心を奮い立たせてきた。

ただ最近、いや今年の初めから「世界は積極的に弱者に殴り掛かってきて、視界から排除するようにデザインされてんだな」と思って枕を涙で濡らす日が増えた。色々臨界点を超えたんだろう。

クローズで働く場合「人より作業が遅い、細かなミスが多い」という問題にぶち当たる人は多いと思う。そのたびに真摯に謝り、次はミスしないようメモをとり、対策を考えて実行する。でも上手く行かない。同じ作業なのに必ず何か別の不具合が発生する。最初は緩かった空気がだんだんこわばってくる、自分のせいだ。心と体が縮こまる。何を言われても仕方ない。私の全てが悪いのだから。思考がどこまでも自責の内向きになっていく。

呆れたような笑顔が、無意識のため息が、こいつできないヤツだと責める空気が、私をめちゃくちゃに打ちのめしてくる。「いっそできない人間だって開き直ったら?」とアドバイスをくれた人がいた。人あたりの良いあなただったら受け入れられるけど、私は無理だろうなと思った。アドバイスありがとうございます。そしてコミュ症でごめんな私。

世界は何食わぬ顔をして私の背中にベタベタレッテルを貼り付けてくる。内容は私には見えないけれど、このレッテルを貼り付けられている人間は殴って罪に問われないらしい。少なくとも私の目の前に広がっている世界はそれを許している。

できれば殴らず殴られず、ただただ生活を維持するだけの金銭を得たい。それだけのことを叶えるのがこんなにも難しい。
「世界はあなたを傷つけないようにデザインされてはいない」
その通りだと思う。でも「世界が私に殴り掛かってくるようにデザインされている社会」で私はどうやって生きていけば良いのだろう。

明日は月曜日。
また眠れない夜が始まる。いやいや、本当にしんどいね。

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