スーパーサブになる|KEIJI TAKEHANA #note https://note.com/keiji1360/n/n00f2990733b0
リモートワーク2週目。 少しはラクになるかと期待していたのだが甘かった。 日々、遠隔ならではの仕事が滴り落ちてくる。 ここは職場なのか自分の家なのか、居心地があまりよろしくなくなってきた。
年下の同僚と近所のラーメン屋へ食事に行った。 道の途中の桜の木の下で、バットを持ってスイングをする振りをしている姿を見ていたら、ともあれ春が来ている感じがして気分が良くなった。
家に帰り君が眠っていても、 Youtubeの動画を見ながら首こりのマッサージをしている。 明朝が来れば、こりの薄まった首で頭を支え話をしよう。
仕事が終わり帰途に就くとき、 家に帰り今日は何から話そうかなと順番を考えてみる。 悪くはない気分だといつも思う。
Zoomって便利だ。 でも、向かい合う人の心の底も覗けるほどではない。
家の食卓におにぎりが二つ、ゆで卵が一つ。静かに並んだ食事。今日一日無事。
帰ったら何をしよう。 擦れ違う電車の車窓に、見えそうなものを探してみる。
目覚ましのいらない生活があったらいいのになと思う。
家に持ち帰った仕事、モバゲー、風邪薬、とりとめない連れ合いとの会話、そして眠り。
このアパートで、起きているのは自分だけかなと感じる夜。