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2022/11/24 制作23日目

最近聞き始めた音楽を歌っている人はもうこの世にはいません。
この歌をリアルタイムで聴きたかったような気もするし、それはそれで、彼が亡くなった時に立ち直れなかったような気もします。
「彼はもういない」という前提のもとで曲を聞くのとそうでないのとでは、大きく異なるということです。だけどやはり、いないと思うとどこか胸が痛むのも事実ですし、生きていた頃に知りたかったという気持ちもあります。
どっちつかずですが、それだけ素敵な音や詞に出会えたということだと解釈しています。

人の中で最後に残るのは聴覚だそうです。
死ぬ寸前まで、視覚はなくなっても聴覚は生きているそうです。そういう話を聞きました。自分がそうならないとわからないことかもしれませんが、自分の好きだった声や音に包まれた終わりが良いですね。
でも、死んでしまうならそんな記憶も残らないでしょうし、案外どうでも良いことなのかもしれません。


23日目 進捗

空の余白を少し埋めて、これくらいが丁度いい部分もあるんだろうなと思いました。少し鳥のようなものを羽ばたかせ、空ってこういう景色もあるような気がするなと納得していました。
こういう白や青は、冬の澄んだ空に通ずるものがあるように感じています。
最近よく見る澄み切った青は、どこか寂しく、とても美しく感じます。
美しいものをまるっきりそのまま描くというよりも、それを自分の中で解釈し、私の心で表現したいと思っています。
これからも何度も、空を見上げて心を空っぽにしようとして、それはできないことを悟るのでしょう。その度に、上手く紡げない言葉を認識するように、これからもかいていくのだと思います。


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