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2022/11/22 制作21日目

五時半の目覚ましで眠い目をこすりながら、スマホを充電器から抜くと同時に、指先に鋭い痛みが走りました。
その少し後に焦げた匂いがして、自分が火傷したことに気が付きました。
早く冷やせばよかったのですが、まずは原因となった充電ケーブルを処理しなければなりません。
それを根本から引っこ抜いて、安全な場所に置きます。
他に熱を持った部分はないか念入りに確認をし、指を冷やしにいきましたが、もう立派な水ぶくれが完成していました。

焼けて中身が剝き出しになったケーブルを見て、「ああこれは死ぬやつだったんだな」と自覚しました。
それと同時に、この火傷した中指が治るまでゲームができないぞとか、キーボード打ちにくいなとか、しょうもないことを考えている私がいます。
生きることのすぐ隣に、あっけなく死は存在していて、それは日常の延長でさりげなくやってくるんだろうと思いました。

21日目 進捗

眠い目をこすりながら描いていた絵は、線がゆらゆらしていました。
ゆらゆらの線と、いつか描いていた少女の絵を、何かの花の絵を綴ります。
かすれた線と、歪んだ形状は、そこに私の生活や体調の現実が存在しているような気がしました。
そういうものを目指していて、そういう風になったのだから、それは大成功なのかもしれません。ただ、これを意識するのは違うかもしれません。
考えながら、考えず、進んでいこうと思います。



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