2022/11/20 制作19日目

「距離をとる」というよりも、「優先順位を下げる」だと思っています。
物事に序列をつけることはあまり好きではありませんが、何でもできるわけでもないわけですから、そういうことが起こり得ます。
人生はそこまで長くないわけです。仕方がないと思っていますし、そうやって行かないことには人生立ち行かなくなります。
自分本位で嫌になります。

生きるということ自体、ある程度自分本位な部分であるように感じています。息を吸って吐くだけで、やっぱり星は傷つきます。
環境保全に対して特別熱心に活動しているとかではないのですが、そういう事実を意識すると、急に人の存在のおかしさに驚きます。

そんなに大きな規模で考えなくても、自分が選ばれたとき、そこには大抵選ばれなかった誰かがいます。選ばれない場合の方が多いのですが、そういうことは絶対に忘れてはいけないことだと思っています。
私がこの場所にいることは、きっと多くの犠牲の上なのです。そういう罪悪感は、生きる限り持ち続けるのだと思います。
これを意識しないで生きることは、私にとっては難しいことです。
偽善だとかなんだとか、言われながら生きてきました。
「自分にない感覚だから」というだけの理由で偽善と言われてしまうのはたまったものではないですが、そう聞こえてしまうのであれば、私の言葉選びがまだ不十分で、相手の心に響かなかったのでしょう。
正確に伝えるのは無理であっても、少しでも思っていることが届くように、もっと慎重に生きていこうと思います。

19日目　進捗

ペンの替え芯は買いました。
それでもやはり、空を広げたくて、そのままそこに居ました。
昨日の鳥はそのままに、だけども鳥とわからぬように。近くから見たときにだけ気が付くように。本音を隠すように。
これで良いし、どうでもいいのです。明日がどうなろうと関係ないのです。
それは良い意味でも悪い意味でもないです。そういうことがあるだけです。

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