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最近気づいたこと 同じ教室で「みんな無邪気だな」と思っていたときにはわからなかったことだけど、それは自分ではない人たちが幼かったのではなく、抱えてる孤独の量が違いすぎるからだった だから、歳上の人とならまだテンションが合うだろうなんてこともないらしい きっと、同じくらい孤独な人や同じくらいの孤独を消化してきた人しか許せないんだと思う 大好きな人と二人で暮らせたら、どんなに幸せだろう… おそらくわたしは幾つになっても泣きながら帰ってくることがあると思う 今日はそういう日 世界に屈した日 そんなときはあたたかいポタージュと好きな人がいればもうそれでよくて、むしろそれだけがいいと思う
帰り道、好きな人に電話しちゃおうかと思った そうでないと泣き崩れてコンクリートに寝そべってしまいそうだった けれど、この悲しみは一人で分解できるようにならないと、と思って電話をかけるのはやめた とぼとぼと細い道を歩いていたら後ろから原付の光が近づいてきて、お願いだから轢いてくれと思った 死にたくなんてないけど、死んでしまえるチャンスは逃したくない お願いだから海に行こうよ 丸二日間は寝つづけたい





追記:「来月上旬から中旬、いつか会えるかな、もし気が乗ったら教えてね」とこの上なくふんわり告げるだけの誘い方をするこんちゃんは、丸3年会うことがなかったとしてもわたしの味方をしてくれそうだ ちかぢか必ず会いたい



逃避行はつづく✈︎

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