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正欲 感想



分かり合える誰かとの「繋がり」が僕らには必要。
世界中の誰にも理解されることのない価値観や性癖を持ちながら、何とか社会に溶け込もうと自分を偽り、誰にも理解されることのない悲しみや疎外感を抱えながらずっと生きている人。そんな人が、「生きてて良かったと」、思うにはやはり誰かとの「繋がり」が必要。
当たり前だけれど、人は一人では生きていけない。分かり合える誰かとの時間は掛け替えがない。

ダイバーシティーと正欲について少し。

過去の経験によって様々な角度に捻じ曲がってしまった自分の価値観を当たり前のように人に押し付けること。
自らが社会的マジョリティーであることに甘んじ、思考停止で自らを正当化しようとすること。
マイノリティーを形式的に受け入れているようにみせ、いわばダイバーシティーを消費すること。
これらは正欲を満たすためのいわば自慰行為なのかな。

偏見の芽を除草し、当たり前を当たり前に疑い、自分を知り受け入れること。特に、ありのままの自分がどんな価値観や心の穴を持っているかは意識して自覚したいなと。
実績や肩書き、インチキな自己肯定などのドレスコードは場に合わせて着こなせばよく、
傷だらけの、素っ裸の自分をいつでも大事にすること。傷口に気づき、お手入れを。

自分が他者とどう違うのかを知らずして、弱い自分を受け入れることなくしては誰のことも受け入れられないと感じます。

自分ができているかは傍に置いて置いてと。

、、、いや少しずつ向き合いながら、、、

中身が空っぽな、何となくの、「正欲」を観ての感想、というか整理に近いですね。
読んでいただきありがとうございます。

Have a great day.

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