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太陽光発電とマイニングで一儲けできるんちゃう?

※2021年現在、マイニングに必要不可欠であるグラボの在庫不足&高騰が続いているので、初期投資回収までに1、2年は必要、、、いやもっとか?なので、個人でやるにはおすすめしません。事業として行っている方はいいかと思います。

太陽光発電。まぁメガソーラーが何かとネガティブな話題をさらうことも多いですが、僕は結構推奨派です。もちろんモラルがあればこそですが、クリーンエネルギー大好き。

ただまぁしかし、ソーラー発電って儲かるの?云々かんぬんって昔からあると思うんですよ。結論から言えば、いつどのタイミングで初めても、初期費用回収までに8年〜10年くらいかかる。FITに合わせて売価が変わってくる為です。

FITは10年間買取価格を固定してくれるっていう制度ですが、だからこそFIT期間内に初期費用は回収しおえましょうねってソーラーパネルの販売価格調整されている流れです。

もちろん、発電量は季節に寄って、年によって変わるので、事前の計画通りにことが進むとは限りません。また、初期費用回収後が常に利益が出る状態ですが、ソーラーパネル自体の耐用年数が20年ほどなので、初期費用の良くて倍程度、年々買取価格が下がっていることを考えればそれを下回る可能性も。定期的なメンテナンスも必要であり、色んな会社さんがコンサルティングやらメンテナンスサポートを提供しているのがソーラー業界でもあります。

では、ソーラーを売電する以外にもうける方法はないのでしょうかというところ。

2021年3月現在では、仮想通貨のマイニングブームが再燃しています。一部自作PC界隈では話題沸騰中です。

マイニングは仮想通貨の運営に必要なPCの機能を提供し、報酬をビットコインでもらうっていう仕組みです。現在のビットコインの価格が高騰していることもあり、例えば定価10万円のグラボを回収するのに大体3ヶ月〜半年ほど、後はずっと利益みたいな価格感です。3ヶ月から半年って倍じゃねーかって思うと思いますが、ビットコインのレートも変動が激しく、かつグラボも機器に寄って性能の差が激しいので、まぁそんなもんって考えてください。

それならなぜみんなやらないのか?とお考えになるかもしれませんが、2021年現在の主な理由は2つ。

一つは絶望的なまでのグラボの品薄状態&価格高騰。

手に入らないことはないんですが、大体定価の倍くらいします。今手に入るのは20〜30万円クラスのグラボで、定価よりも1.5〜2倍で取引されます。これはグラボはPCゲームに必要不可欠であり、PCゲームもコロナ渦もありブームであること、転売ヤーによる買い占め、マイニングを始めようっていう人も多いことに起因します。通常の倍の価格でグラボが取引されるとなると、その間今の水準よりビットコインの価格が上がればいいですが、下がった場合には初期費用すら回収できなくなる可能性があります(詳しくは後述します)。

なので現在ブームになっているのは、一部自作PC界隈に限った話になってきます。

自作PC界隈は元々PCゲーム界隈とかぶっている方が大勢います。ゲーミングPCは買うより作った方が遙かに安いですからね。半値以下です。

PCゲームは、やりたいソフトに寄って求められるグラボ性能が変わります。なので、PCゲーム界隈かつ自作PC界隈の方は、複数のグラボを持っている方がしばしばいます。その方からしたら、余ってるパーツを組み合わせて毎月お小遣いが1万2万になったら万々歳ということになります。

しかし自作PC界隈でも言われていますが、くれぐれもマイニングのためにわざわざグラボを買ってはいけませんよと釘はさされています。個人で回収までに1年以上かかる、ビットコインのレート次第では原価すら回収できないで終わる可能性もあるものを推奨するわけには行かないですかからね。

その原価すら回収できない理由は、まぁ理由その二になる電気代問題です。まぁご想像の通りです。

マイニングは電力をお金に変換します。PC一台で常時900wとかで回していたりします。そうすると電気代は1kWh あたり 30.57円 という割高な請求になります。結局のところ、マイニングしてもらえるビットコインのレートがこれを上回るか下回るか。一般の家庭で行うにはここが損益分岐になり、その上で初期費用を回収できるか否かになります。

ビットコインの価格なんてバカみたいに変動します。ここ半年で3倍に高騰しましたが、まぁ逆に言えば半年で3分の1くらいになることは想定するべきでしょう。現在は電気代に対して3〜4倍ほどになるので、マイニングは行ったら行っただけ儲かりますが、3分の1に下がったら電気代とどっこいどっこいになるので、そりゃまぁわざわざ高騰しているグラボを買ってまでマイニングしても、元取れるかどうかも分からんし責任はもてないよねっていうところです。

この参入障壁二つは外れくじ率高すぎやろって思います。初期費用高騰、ランニングコストはかかる、売上は当てにならん。

しかし、一部の自作PC界隈の人は、参入障壁のうち一つのグラボ不足がクリアされる為に即GOできるわけですね。

で、もう一つ。電気代問題に寄る長期スパンでの費用対効果については、ソーラー事業者ってめっちゃ有利やんっていうことです。だって電気代0円なんだもん。

2021年現在でいえば、 売電よりマイニングの方が遙かに儲かります。

となると、Goするべきか否か。しかしGoするにしても、肝心のグラボがない。まぁその通りなんですよね。

でも福音が無いわけではありません。

二大グラボメーカーのNVIDIAさんが、マイニング専用のグラボを発売すると発表しました。

NVIDIA、マイニング専用GPU「CMP HX」投入。ディスプレイ出力なし
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1307502.html

性能はぼちぼちってところです。

これにより、ゲーミングPC界隈とマイニング界隈と分離がはかれるので、少しは購入しやすくなると思われます。発売は第1四半期中に「30HX」と「40HX」。第2四半期に「50HX」と「90HX」で、90HXのハッシュレートは86MH/sですんで、色んな記事を斜め読みしてる限りはいい感じに思うのですが、価格もまだ分かりませんし実用面でどうなのかよく分かりません。

でもグラボが発売されたからと言ってできるかと聞かれたらまぁそれも難しいんですよね。マイニング用のPCを組まないといけないです、マイニングの運用と仮想通貨の運用はまた違うし、利益を最大化させたいのか、それとも堅くいきつつ今より利幅を広げたいのかによって色々変わってくると思います。

個人的には仮想通貨の運用は絶対辞めておくべきで、始めたとしてもマイニングの運用でとどめておいた方がいいと思われます。まぁつまりはマイニングで受け取った報酬は即時換金しておいた方がいいと思うということです。一番は税金の問題です。ビットコインを取得した瞬間に税金が発生するらしいので(マイニングの場合はどうなるんだろうかとは普通に疑問ですが)。まぁそれを計算するにも日本円にしておいた方がいい。加えて、ビットコインのレートの上げ下げが激しかったりまぁ色々と爆死するリスクは高いです。ネガティブなニュース一つで半値になるのが仮想通貨です。

少なくともマイニングの運営ノウハウがたまってから仮想通貨の運用ノウハウを身につけるのが順序としては正しく、両方一気にやるとやべーよって思うところです。

マイニング用のPCも、一つのマザーボードにグラボ6枚差しとかするわけで、それ起動するの??って疑問に思う構成で走らせる訳です。まぁ6枚で走り続けることもやはり難しいみたいですけどね。パーツ毎の相性だったり、まぁいろいろ。グラボも種類が違うとまた難易度が上がり、加えて構成や配線間違えると火事になるという。恐ろしい。

まぁ話がどこに流れていくのかよく分からなくなってきたのでしめます。

実際この記事を読む人がどの程度いるのか、これを読んで始めたいと思う人もいるとも思えませんが、でもPC自作できる人自体は世の中腐るほどいるので、興味がわいたら声かけて見るといいと思います。僕もソーラーやってる人に声をかけたいところですが、、、商社やメーカーの法人なんだよなぁ。エンド紹介してくれとは言えないし。うーん。。早くも頓挫する未来しか思い浮かびません。

まったり進めていきたいと思います。

ではでは

※なお、ここで書いてることは大体半日で調べたことなので、あんまりあてにしないでくださいね☆



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