金属の棚。


事前にこちらで購入を済ませていたメタルシェルフ。
正月の集まりの時に、喧騒から離れて黙々と組み立てようと、わざわざ1月2日に届けていただいたにも関わらず、(販売店の皆様、年の瀬の注文にお手を煩わせたのに申し訳ありません) 出発前に背中を痛め、届けていただいた佐川急便のドライバーさんにも無様な自分の姿に「お大事にされてくださいね」といたわりの声をかけていただく始末。(心に沁みました)
当然その日に組み立てなどできようはずもなく、改めて別の日に組み立てに行くことにした。

外枠メインで撮った事なかったなぁ…

納戸に接続する縁側に移動。 こうして見るといい色に変わってきている。
秋口にカビ落としで洗った時は、それはそれはいい匂いがしていたので、
もうしばらくの熟成期間、また少しおいしくなってくれていることだろう。

メタルシェルフを納戸に運び、外装をほどく。

外装に異常はなく、続いては内容品の確認。 部品の不備もない。
こういう組み立て系の物って、ポールが曲がってたり通す穴が潰れてたり、
棚そのものが歪んでいたり・・・なんてのが昭和の通販あるあるなんだよなー、なんて昔を思いながら、平成、令和と進んだ時代のありがたさを噛みしめる。 …よし、異常なし。 組み立てを開始しよう。

昭和脳でスマン。

必要なのは上下に分かれた2段の棚。 上下に肉を吊るせればよく、そうであれば3枚の棚で充分。 基底部の一段を含めての5枚の棚はいささか多いと思っていた。

まずはポールの下にある足を車輪に付け替える(同梱)
しょっちゅう動かすわけでもないが、たまには動かして拭き掃除もしたい。
そうなると車輪がついていてくれるのはありがたい。 ねじ式なので付け外しも簡単。4本の足の交換も数分で完了。
続いて最下段の棚を通して・・・ なのだが、ここがちょっと苦労した。
小さいサイズなら苦労はしないのだろうけれど、大きめサイズのため取り回しが難しい。 一本を通すために角度が歪んで2本目からが入れづらい。まぁ工夫すれば何とでもなるのだが、2段目の棚を入れる時にも同様の問題が襲ってくる。 このサイズは二人で出来ればもっとスムーズにできただろうな。

二段も付ければあとはスムーズ。 上下に分かれているポールの上段を接続して高さを確保。 アタッチメントでもう少し高くするためのパーツがあるそうで、正直心惹かれていたのだが、これ以上の高さは天井にぶつかる。買わなくて正解だった。

こんな感じ。 いいね。

続いて3枚目を最上部にセットする。5段の商品だったが、自分の用途目的には3段で充分なので3段に留める。使わなかったパーツはどこにしまおうかな、とりあえずこれで完成だと思ったのだが、実際に組み立ててみるとなんとも不安定。 ふらふらして、これに10キロの肉を何本も吊るすと考えた時に正直不安がよぎる。いや、本来は5枚の棚で構成するものを3枚で済まそうなんて言うのが間違いなのだから、メーカーさんに落ち度はない。自分の怠け心が原因だ。

これはアレだなと考え直して棚を解体。 棚は一度嵌めたらもう外れないものかと思ったのだが、そんなことはなく、下からゴムハンマーなどで叩くとあっさりと外れ、心配していた黒い棚受けも、さほど力を加えずとも簡単に外れてくれる。 急なレイアウトの変更にもシンプルに対応が可能のよう。
ただ、ゴムハンマーはあったほうがいいかも。 あると便利。

二段目にしていた棚を最下段に重ねる様にし、2枚の棚で柱を支えるようにすると、それまでのふらつきが嘘みたいにしっかりホールド。 つづいて中段をはめ、最上部も基底部同様に2枚重ねにしてみると、さっきまでの心細さが一転して、なんとも頼もしい頑丈さ。

二枚の棚でがっちりホールド。

こうして棚も満足のいく完成を見せてくれたので、安心してそれまでの木枠から肉を下ろし、メタルラックに移動。

ひとまず安心。

さて、ここにあと4つの肉を吊るすのだが…
どうだろう。 うまくいったらいいな。

ここでは肉を鋼線一本に吊るすと言う、間違いなく「本来の使用用途から外れる」ことをしています。後になって改めていますが、一本の鋼線に対して荷重を与え続ける、という事は本来想定されていない使いかただと思われます。思わぬ事故、想定していない事態になる恐れもありますので、ご使用の際にはくれぐれもマネなさらないよう、よろしくお願いいたします。

木枠に、1年間お疲れ様でした。とねぎらいの意識を向け、再び車に積み込む。 彼にはこの後も大活躍の機会があるのだが、それはまた別の機会に。

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