2：世界よ、これがIMP.だ！──IMP. Debut Single「CRUISIN'」

　IMP.がデビューした。
　IMP.の記念すべきデビューシングル「CRUISIN'」が、8月18日 00:00にリリースされた。

　待ち望んだその瞬間、私も「CRUISIN'」と邂逅した。

銀河一かっこいいデビュー曲との対面だった。

　キャッチーで王道っぽい構成でもありながら、ひと捻りもふた捻りもした遊び心のあるお洒落なメロディー。彼らの「いままで」と「これから」を詰め込んで、最高の形で「今」に落とし込んだみたいな言葉たち。そして何より、7人それぞれの強みが存分に活かされたパート割。
　全ての要素が、“IMP.のために”存在する曲。それが、こんなにも、こんなにも素晴らしいなんて。

　初めて聴いた時、何も考えられなくなった。ただただ、うれしい、その感情に頭の中は埋め尽くされて、深夜の自室は世界で一番鮮やかな場所にさえ思えた。心臓よりももっと深いようなところから、あたたかい感情が込み上げて止まらなかった。自分の目が、耳が、脳も心も肌さえも、この音を受け入れているのがわかった。
　まるで私の心の中に、初めからこの音の居場所があったかのようにしっくりきて、心地良かった。私の心が、この曲のための場所を空けて生きてきたみたいだと思った。こんなに鋭いのに、こんなにやさしい。そんな音、ほかにない。
　もしも私が今全ての記憶をなくしても、この曲を聴いたら、私はIMP.のことが大好きになる。きっと、いや絶対。

　IMP.のための曲。それはきっと──これは自惚れかもしれないけれど、PINKY.のための曲でもあるのだと思う。
　やさしく紡がれた言葉たちは、彼らの意志と共に、寄り添うようなあたたかさを孕んでいるように思う。彼らの新鮮な歌声は、まるでPINKY.ひとりひとりがそれぞれの人生を歩んでいることに気付いているみたいで。誰も取りこぼさないように、誰も置いていかないように、丁寧に響いてくる。それは横並び、と語った彼らのままでもあって、同時にひとりひとりの目をしっかり見つめてくれているようでもあった。
　こんなものを、こんな素晴らしいものを与えられて、浮かれずにいられるだろうか！　世界中に自慢したい。これが私たちPINKY.の大好きな、最高の7人だって！

　この気持ちを、きっと私は一生忘れない。忘れられない、と思う。だって、こんなにも輝いているのだから。
　面倒な私はこんなふうに、レトリックの過剰包装でしかものを語れないけれど。要約すると、この一言に尽きる。

　IMP.が大好きだ！！！！！！！

　さて、末筆ながら。
　IMP.の7人、そしてそれぞれを愛する、親愛なるPINKY.たちへ。本当に本当にデビューおめでとう。

　“ここからが愉しいから”！！！！！！！