ポピー制作つれづれ(今回は難航)

今、ポピーをリニューアルしようと
日々ああでもない、こうでもないと刺繍糸と向き合っています。

花びらの形がやっと決まったー！
でもまだまだ油断はできない

なぜなら
私が思う、ポピーがポピーたる特徴&可愛らしさを醸し出している一番のポイント、
『花芯』が残っているから！

しかも、花芯、
恐ろしく繊細な作りになっている～！！！

雄しべ～

雌しべ～

なぜそんな個性的なカタチをしているのだ～

そして花に対して茎が繊細すぎやしませんか？！

上部にボリュームがありすぎです～！

ブローチにするのにはバランスが取りづらい、なかなかの個性をお持ちである！(笑)

今回のポピーづくりは、思った以上に難航、
牛の歩みで進行中です。

ポピーに限らず、、、
自然が生むデザインの美しさや精巧さはいつも素晴らしく完璧で、
ほんとうに“よくこんな形や色のものが生まれたなぁ”と、モチーフにした花と向き合う度に毎回感心してしまいます。

それを人の手で、そして刺繍糸で表現しようとするっていう行為。
毎回綱渡りの全力投球です。
…とは言いながらも、強引に完成させないことも大事。
(完成しない時は、まだその時ではないということ)

見た人の心にパッと明るい何かを振りまくような大輪のポピーと共に今年の春は出展したいな、と言う希望は持ちつつ…

どうなるかな？
お楽しみにしていてくださいねー。