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師がはしると言うけれど

年の瀬ですね。

何がそうさせるのかわからないけれど、年の瀬には慌ただしい雰囲気がずっとある。
みんな今年のうちに何かをおさめようとして必死になっている。

忙しい時に猫の手も借りたいというけれど、猫の手よりもタコの手を借りたほうが断然はやそう。猫の手は2本、タコの手は8本ある。8本あるし柔軟性もあるし吸着力もある。つよそう。

タコのは足だろって意見もあるだろうけど、そしたら猫のだって足だろってはなしだから野暮なことは言わないでほしい。

ただ、タコの手は致命的にかわいくないから丁重にお断りすると思う。なんかなまぐさくなりそうだし。なんの話をしているんだこのタコ。

話が逸れたけど、なんだかとにかくみんな慌ただしいのだ。

年を跨ぐといえど、ただ日付が変わるだけなのだけど、なんていう方もいるかもしれないが、ぼくはそこまで斜に構えてないので今年のなんちゃらは今年のうちにとは思う。思うだけなのだけど。

要するにぼくも例に漏れず、予定詰め詰めのてんやわんやコースを進んでいる。何も学習していない。
学習できるのが人間のいいところだと思うけど、学習してもなおうまくいかない部分も人間の可愛らしいところだと思う。思いたい。

もう年の瀬も年の瀬だけど現在進行形でてんやわんやコースを進んでいるのである。
すこしでも落ち着いて年を越せますように。
全然話変わるけどpaioniaの人の瀬という曲が信じられないくらいいいのでぜひ。

12月を簡単に振り返ろうと思って写真を見返すと、今月はかなり多い。簡単にはいかないかもしれないけどなるべく簡単に振り返っていきたい。

12月のはじめのほう、ともだちにさそわれたので山中湖にタコスを食べに行った。

タコスって聞くと、だいたいどんなものか思い浮かぶと思うんだけど、実際食べたことがあるかと言われるとどうなんだろう。
今あなたが思い浮かべたのがケバブではないことだけ願いたい。ケバブも美味しいけど。

タコス屋でライブをするとのことだったので、頭にいくつもはてなマークを浮かべながら向かった。
教えてもらったタコス屋さんに行ったらロケーションがグンバツでクリビツテンギョーだった。
個人的に山中湖は河口湖よりもどこか落ち着いている雰囲気があって好きだ。

なんかずいぶん長い時間ライブをしていたような、それでも一瞬だったような。本場のタコスはかなりスパイシーでクセになる感じ。コーラと一緒にいただくのが大正解。

こうだいくんが食べてたチーズがめちゃくちゃかかってるやつがすごく美味しそうだった。

だんだん日が暮れて、あたりが闇に包まれていく時間をやさしく包んでくれてるような雰囲気がすごくよかった。こういうの一言で言うとなんで言うんだろ。

とても贅沢でしあわせな時間だったなあと思う。
こうだいくん誘ってくれてありがとう。また遊びに行きましょう。

その次の週にはたぢーがカメラを買いたいと言ったので東京に着いて行った。

買いに行くちょっと前に幡野さんの写真の本をあげた。その日もちゃんと持ってきてたのでたぶん大丈夫だろうなあと思った。

東京で後輩とも合流した。懐かしい4人が揃ってテンションあがった。

本に書いてあるとおりカメラは見た目で選んで、レンズは単焦点を買った。カメラを買っても写真を撮らなくちゃ意味が無いので、予算の範囲でなるべく持ち歩きたいと思うものにしよう、ということだ。

「何よりSIGMAのfpが見た目的にはベスト」と言い出した時にはなんだか面白すぎて笑ってしまった。激シブじゃない?

無事にカメラを手にしたあとは、たぢーが「一枚目は鳥が撮りたい」と言っていたので鳥貴族に行った。現代の一休さんすぎる。

カメラが「車より高い」と言っていたけど、それはたぶん君の車が安すぎるだけなんだよな。

できるだけ元を取れるように(笑)
たのしくたくさん撮りましょう。

おんなじ週にともだち夫婦ともお出かけをした。
7月にand recipeのイベントに一緒に行ったともだち。
その後なかなか会う機会も持てなくてかなり久々に会うことに。

気になるスパイシーなカレーを食べに行った。
本場のタコスを思い返したけど、その比じゃないくらいスパイシーを通り越してもはやスパイスそのもの、なカレーだった。

辛さの質が違う。口に入れた瞬間の刺激的な部分ももちろんあるけど、それが切り札じゃない感じ。
思っていたより"辛い"って感じじゃないのに汗が止まらない。
ハウルの動く城で階段を登る荒地の魔女といい勝負なくらい汗だくになりながらほおばった。

こういう辛いものって、美味しいんだけど、毎日食べたいっていうより、たまに思い出したように食べたくなる。これを「クセになる」っていうんだろうな。

直後にカラダが甘いものを求めはじめたので小淵沢へ向かった。
noteでも取り上げたことがある、モリーさんがやってるハンバーガーやさんで甘いものを食べることにした。

カレーで相当満腹だったけど甘いものは別腹。というかもはやハンバーガーさえ食べたいとまで思ってた。でたらめな胃袋だこと。
なにより寒かった。ほんとうに寒かった。

それからもなんやかんやあって、また東京に行ってAirPodsの修理見積もりが新品を買うより高くなったり、ナザール(点鼻薬)にサインを書いてもらったり、渋谷のデパ地下でたまたま紅まどんなを見つけて衝動買いをしたりした。

そしてあっという間に年の瀬も年の瀬。
毎年恒例になりつつある(去年からだけど)、後輩のオリタが企画した「酒と音楽を飲み干す会」に出演した。

毎回でこちゃんが告知をする時に「酒を飲み干す会」と言ってしまって、本来1番大切というか、この企画のキモであろう"音楽"の存在を消してしまうのも恒例といったぐあいだ。

ライブというより忘年会という雰囲気でイベントが進んでいってかなりリラックスしてのぞめた。
自分の出番では弦を変えたばかりなのに切るという(しかも曲に入るカウントのタイミング)アクシデントはありつつも、そこも含めて今年を象徴するようなライブになったなあと思う。
今年は弦切りがちだったなあ。Life spanっていう弦使ってるんですけどね。オロロ。

来年の話をすると鬼が笑うみたいなことわざもあったかなと思うけど、来年もおんなじ感じでやれたらいいなあと思います。よろしくオリちゃん!!!

いつもどおり長々と書いてしまった。
いつもこんなに長くなるつもりで書き始めていないのだけど。
今回に限っては駆け抜けた12月の感じが伝わっていいかもしれない。

ラストデイ。
ほんとうはもうちょっとはやく公開するつもりだったけど、結局ギリギリになってしまった感じも含めて駆け抜けてる感ある。気がする。

ちょうど1年前のこのくらいの時期にnoteを始めたんだった。この1年間、どうにかこうにか毎月ひとつは記事を書くことができた。飽き性なのに珍しいね。

気の利いたことをなんもいえない。
ひとつでもお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました。

来年もこのペースを保っていけたらいいなあと思う。
またよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。

では、また。

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