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やらないでいられないことしつづけよう

横浜といったら銀蝿でしょ、っていうほどはロックンロールしていないので、中華街とか赤レンガ倉庫とかがいちばんに思い浮かぶ。というか、ほんとうに名前を出すのが申し訳ないくらい横浜銀蝿を知らない。好きなひといたらすみません。

今回用があるのはBillboard Live YOKOHAMA。
どうでもいいけど横浜ってYOKOHAMA表記だとかっこいい。ヨコハマ表記でもなんかいい。ずるい。
またもやtacicaというバンドのライブを観に行った。
もうぼくの遠出はtacicaありきなところがある。

コロナ禍で全然観に行けなかったのを取り戻すかのようにそこそこ足繁くライブを観に行っている。音楽も唄もライブもほんとうに良いので機会があればぜひ。

Billboardは行ったことはないけど、なんとなく格式高めの意識高いライヴショーを催しているイメージがあって、チケットが取れてからずっと身構えていた。
席によってはサービス料というものが発生するというけれど、自分の当たった席が対象になるのかいまいちわからなくて震えが止まらなかった。

ヨコハマという街はかなりデキあがっている。地下鉄に乗るところも、降りたところからもひしひしと伝わってくる。強い。外に出て見える景色もそうだ。強い。
でもぼくらがイメージするヨコハマって横浜じゃなくてみなとみらいなんだって、誰か言ってたな、なんてそんなこと思いながら街並みを眺めていた。

会場に入ってからもずっと震えていた。さながらチワワ。いつぞやのアイフルのCM出演依頼きちゃうレベル。やっぱり格式高めの意識高いライブハウスだ。

開演までの間、シャンデリアみたいな電球の下で食事とかができるんだけど、分厚い肉がウリだと聞いていたので、食べたいなと思って値段をみたら信じられない値段だった。かなり日和って、それでも信じられない値段のナポリタンとtacicaオリジナルカクテルを頼んだ。信じらんない。でも信じられないくらい美味しかった。

ちなみにライブが始まるとシャンデリアみたいな電球は天井に格納される。すげーって声出た。

ライブは終始最高だった。ピアノを加えた特別な編成だったのである程度予想はしていたけど、それを余裕で凌駕してくる。しんどい。終わってから放心してしまって、まじでどうやって家に帰ってきたか覚えてない。失恋やけ酒OL?

ライブについて書こうと思えば原稿用紙60,000,000,000,000枚分くらいは余裕でかけちゃうんだけど、誰が読むんだって感じだからやめておく。みんなのために。生まれくる子どもたちのために。
めちゃくちゃ最高でした。言わずもがなお察しの通り。

ライブ会場がみなとみらいにめちゃ近だったので、かねてから行きたいなって思っていたみなとみらい周辺をライブが始まるまで散策しようと思っていた。
どこからどこまでがみなとみらいなのかいまいちよくわかんないけど。
ランドマークタワーにものぼった。展望台にどうしても行ってみたかった。

きっかけはしんいちさんという方のnote。

このnoteを読んでからぼくの展望台欲が天井知らずになってしまって大変だった。写真も文章もとても素敵なのでぜひ覗いてみてください。

なぜだかよくわからないけどランドマークタワーに小さい頃から永遠の憧れみたいなものを抱いていて、ずっと登りたいと思っていた。
つい最近知ったんだけど、ぼくがずっとランドマークタワーだと思っていた建造物はヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルだったらしい。なんだったんだ俺の憧れは。

みなとみらいに着いた時は晴れ間ものぞいていい感じの蒸し暑さだった。夏到来じゃん。

建物の中だけど緑が多い。昔は水が流れてたんだろうなって感じの植え込みを見つけて、マジ諸行無常って感じ。

めちゃくちゃ迷子になりながら入場口まで到着。水族館みたいなエスカレーターを下ったら中国の方っぽいツアー客が並んでいた。声でか。

展望台まではエレベーターで一気にあがる。一瞬でトップスピードの750m/minに到達して震えた。最初750km/hだと思って「リニアより速いの大丈夫?」なんて思ったのは秘密にしておきたい。

展望台に着く頃には天気はあまり良くなかったけど、見渡せる景色はかなり壮観だった。天気が良ければすごく遠くまで見渡せるんだろうなと思う。

ぼくがランドマークタワーだと思っていたヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルもちっぽけに見える。ちょっとなんかせつない。

観光客はみんな外の景色を各々指差しながら、何を言ってるかわからなかったけど何か喋りながら楽しそうにしている。言語が違うから何言ってるかわからなかっただけだけど。

天気が良かったらランドマークタワーの影が地表に落ちてるのが見えたんだろうな。見たかった。残念。

双眼鏡も覗いた。思ったより遠くまではっきり見えて、めちゃくちゃ面白かった。正直みくびってた。100円で見れる時間がかなり短いのもあって、そこそこ使ってしまった。楽しい。

双眼鏡見てるものを撮れないかな、と思って覗き穴の片方にカメラを近づけたら案外ちゃんと映ったので笑ってしまった。文春の記者になるしかない。

途中、通路の床にプロジェクターで現代の地図が映してあった。上を歩くと影か何かに反応して歩いた部分が過去の地図になる。これもおもしろくて、しばらく行ったり来たりしてしまった。まじで小学生。

街を見下ろすのが楽しい。

平日だったのでお客さんも少なく、ゆっくり景色や景色を眺めてる人たちを眺めて楽しむことができた。

天気が下り坂だった以外はほんとうに最高だった。青空は売店で売ってたソフトクリームを食べていたら見つけられたのでとりあえずは良しとしたい。
良しとはしたいけど、どうせならやっぱり晴れた日の展望台にも行ってみたい。降りる前からリベンジを誓っていた。
ぜったいまたいこう。

ヨコハマが結構好きだ。いわゆる「みなとみらい」のことなのかもしれないけど、まあそこんとこはおいといて、なんでか理由はよくわかんないけど、好きだ。
大学生の時にヨコハマに遊びに行ってできた曲があるくらいヨコハマが好き。

これ、結構言ってるからアレだけど、ヨコハマのうたなんですよね、実は。

もしかしたらヨコハマというより海が好きなだけかもしれないけど。
ヨコハマは海と街の調和というか、寄り添う雰囲気がなんか他とは違う気がします。しらんけど。

では、また。

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