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不幸話

『不幸話ありますか?』

そう聞かれて、すぐに思いついた話があった。
パッと頭の中にその話が出てきたことに、衝撃だった。
まだ、笑い話や思い出話に浄化できてなかったんだ。

自分の中ではできていたと思っていたのに。

この話をするかすごく悩んだが、その場にいる方たちの空気感がやわらかく優しかったため、勇気をふり絞って話してみた。

ほんの少し前の話だから、言葉に詰まった箇所もあったが、頷きながら温かくみなさん聞いてくれた。

(内容は、去年夏、素敵だと思える人と出逢って、何度かデートをした話。一夏の思い出。
これが不幸話に繋がるということは、どういうことか察する事ができるだろう。詳しい内容は割愛。ご想像にお任せします。)

実は、自分の中で障壁となっていたものだったのに、気づいてないふりをしていた事が分かった。

話してよかった、本当に浄化できた日だった。

本当に一歩前進できた気がする。
すごく今、前向き。

なんなら前傾姿勢。笑

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