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22 カブ主 動く

夜中に目が覚めた。

ラスイチのプコブルー
    ラスイチのプコブルー
        ラスイチのプコブルー・・・

ラスイチのプコブルーが気になって仕方ない。

朝イチで電話しよう!仕事が終わったらソッコーで店に行こう!

大谷翔平の試合のチケットか、SnowManのコンサートのチケットをゲットしたいファンのように、営業開始時刻ジャストに電話をかける。出ない。まだ早いか。2分後、再チャレンジ。出ない。何度かコール音を聞いて、諦めかけたその瞬間電話がつながった。緊張して声が上ずる。

「プコブルーの最後の1台は売れちゃいましたか?」

自己紹介もそこそこにいきなり質問してしまう。

「ちょっと待ってください・・・。はい、まだありますよ」

伝票で確認してくれたのか、ラストのプコブルーはまだ誰のものでもないようだ。

「良かった!」と思うと同時に、「本当に決めてしまって良いのか?」という相反する2つの気持ちが入り混じる。それだけ、自分にとっては大きな買い物だ。

「今日夕方、お店に伺います」

仕事を終えて、改装中の老舗オートバイ販売店ショップに向かう。

詳細は後日。