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21 カブ主 佳境に入る

懇意にしている保険屋さんが、3月で切れる保健の話をしに来てくれた時、その事実が判明した。
「今、入っていただいている保険の配当金がだいぶ増えましたが、どうしますか?」そんなものがあったのか、と思いながらその金額を聞いてビックリ。近場なら海外旅行に行けるくらいの金額だ。

ちょっと待て!それだけの額があるなら、少しくらいバイク購入費用に流用しても罰は当たらないんじゃないか?早速奥さんに相談すると、「臨時ボーナスみたいで良かったね」とOKをもらうことができた。とはいえ、配当金の全額をバイクにつぎ込むなんて暴挙はできないし、したくはない。旅行にも行きたいし、美味しいものを食べたり、プチ贅沢も味わいたい。それでも中古でなく、新車を購入するくらいの補助にはなるだろう。カスタムもしたいし。

こうなったら、バイク購入も再検討開始だ。

「中免」は持っている。(今は「普通自動二輪免許」と言うのか?)長距離ツーリングに行く元気もなく、スピードを追求したい気持ちも意欲もない。250とか400のバイクへのあこがれはすでに霧散している。バイク選びの方向性は今と変わりなく、あくまで通勤中心の街乗りがメイン。したがって、カブシリーズからのチョイスになる。

そんな折、カブ主の先輩から「C125」を勧めていただいた。候補の1台にはなるが、やはり金額的にちょっと高い。高価な分良いバイクだというのはわかるが、将来的にカスタムも、と考えると経済的には残念ながら候補から外れる。125ccの余裕は捨てがたいが、今の自分には、金銭的にも気持ち的にもオーバースペックであることは否めない。

やはり候補の筆頭は「クロスカブ110 (JA60)」
購入に向けて、佳境に入る。