33 JA60 ファーストインプレッション
一応約束の10時ちょっと過ぎにショップに到着。
奥様がちょうど他の納車を見送られていて、ショップの外でのご挨拶となった。ガレージで仕事をされていたご主人にも挨拶し、ショップの外で待つことに。しばらくするとご主人に連れられて店の中からプコブルーのクロスカブが登場。
「オオッ!カッコいいぞ!」
プコブルーの車体は陽の光の中で見ると、ブルーというよりグレーに近い色にも見える。明るい色というより、少しくすんだ渋い色という感じか。フロントのライトガードとフロントフェンダーも同色だったのがプコブルーを選んだ理由でもある。お願いしていた「ウインドシールド」も着いている。
もう一つ、お願いしたホンダ純正のフロントブレーキディスクカバーの黒色も足元のスタイルを引き締めている感じだ。
ビニールカバーを取って、シートを持ち上げて給油の説明を受けたが、追加でお願いしてあった「シートブラケット」もすでに着いている。ありがとうございます。
ナンバーはすでに着いていて、自賠責保険のシールを、これも事前にお願いしてあった「アクリル製自賠責保険自賠責ステッカープレート」に貼ってもらった。
キーを差し込むとインジケータが起動する。忘れないうちに「距離ゼロ」の写真を撮る。その後の納車説明もちゃんと聞いていたつもりだが、ロータリー式ミッションの運転が不安で、妙に緊張していて正直よく覚えていない。
取り回しは軽い。以前乗っていたフォルツァが150キロを超えていたので、なおさら軽く感じるのかもしれない。クロスカブより30センチ近く長い全長のフォルツァの取り回しには結構苦労した記憶がある。
シートの先端が少し広く感じるが、足つき性には問題ない。
シート自体は思ったより柔らかく感じる。
セルを回しエンジンをかける。一発始動。思ったより静かだ。安定のカブサウンドは嫌いではない。「気をつけて!」と言う奥様に見送られながら、ゆっくり車道に出る。店のすぐ前の信号待ちでニュートラルを確認し1速に入れてスタートを待つ。いよいよ公道デビューだ。
ロータリー式のシフトチェンジは恐る恐るだ。シフトダウンすると、特に1速は強烈なエンジンブレーキがかかるというのでシフトダウンには特に気を遣う。それでも2速から上のギアがそこそこ粘ってくれるので、停止からのスタートの時だけ1速を使うようにしてみた。
国道の車の流れに遅れることはない。天気も良く気持ちよく走れる。慣らし運転ということもあって、あまりエンジンを回したくはないが、4速の守備範囲が広いので、多少のスピードダウンならギヤを落とすことなく乗り切ってくれる。4速巡行がエンジンにも優しいようで快適だ。
車に煽られるとか、トコトコ走るとか、やっぱり遅いというネットの指摘があったが、「ちゃんと走るじゃん!意外と早いし。」というのが最初の印象だった。緊張のうちに帰宅。
どっかで御守りもらってこようかな。