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3年も好きになったあの子の備忘録

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20歳の三枚目が、好きで好きでたまらなかったあの子のことを備忘録的に語る日記。
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#都合のいい男

三枚目、都合のいい男。

彼女と久しぶりに会った。平日夜中…寂れたカラオケボックスで…。 苦笑いしながら、私最低だ…と言いながら今日の経緯を語る彼女。彼女が最近しきりに話していた「推し」にキスをされたこと、その足で彼氏と合ってきたこと。そしてその足でここにいること。 どうしてこうなってしまったのか、俺の知る君はそうじゃなかったはずだった。 彼女は語る。 「君がそうしたんだよ」 感覚が麻痺してしまったのだと思う。彼氏がいても、いつまでもダラダラと好きだった、3枚目の俺。そんなのがずっと居たせい