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過去の自分に言いたいことありますか。

バンビです。
 
今回は、おすすめの“本”編ということで、
僕はおすすめの漫画を紹介します。
 
今回紹介するのは、高野苺さんの『orange』

 -あらすじ-
高校二年生の春、菜穂(なほ)に10年後の自分から一通の手紙が届いた。
そこには、これから起こる未来の出来事と
自分と同じ「後悔」を繰り返さないために取るべき行動が書かれていた。
初めはイタズラかと思ったが、
書かれていることが次々と起こるので
次第に手紙を信じるようになっていく菜穂。
そしてこの手紙の目的が、同級生の翔(かける)を事故死から救うためだと知り、
菜穂は翔を失わないために、自分を変えて未来を変えようと努力していく。
『 orange』特設サイトより引用
 特設サイトでは第1話が試し読みができます!

2015年には実写映画化、2016年にはアニメ化もされています。

なぜ、この漫画を選んだのか…。 
僕は漫画も本も読むスピードは早くはない。
だけどこの漫画は、いまだかつてないくらい
最速(本編全5巻、3日)で読み切りました。
※通常僕の場合だと、2週間はかかるかと(汗)

菜穂が翔を救うために、奔走する姿は健気でかわいい。
菜穂の中のいい友人たちにも同様の手紙が届いていて
みんなで助け合う姿にも、ある種の羨ましさというか
憧れを抱きました。
こんな高校生活送ってみたかったなぁと…。

そして、世界観に入り込み、めちゃくちゃ泣きました。

もし、10年前の自分に手紙を送れるのなら
僕はこういうだろう。
 
どんなに苦労しても、大学だけは卒業しなさいと。
 
10年前、2回目の大学3年生だったころ。
当時は、深夜のコンビニとイベントの
アルバイトが楽しすぎて、
大学になんて全然通っていなかった。
 
サークル内での人間関係やいざこざに
疲れていたからだ。
そして、退学。
いま考えると、もったいないことをしたなとも思う。
 
普通に卒業して就職していたら
今の僕の人生はどうなっていたのだろうか。
 
そんなことを考えることもあったり、
後悔の念に駆られることもある。
 
だけど、それが不正解だったのかといわれると
そうだとは言い切れない。
 いまは今で、正解なのかもしれないと思っているから。
 
でも、もし手紙を書くことで過去の自分、
そして未来の自分を変えることが出来るのならば、
本当は15歳の自分に手紙を書きたい。

中学3年だった僕は進路に悩んでいた。
当時は、鉄道マンになりたかった。
だから、鉄道の専門科がある高校を
受けたかったのだが、
私立ということもあり親からは猛反対。

その高校に通ってでも
鉄道マンになりたかったはずなのに、

もし、その道で働くことが嫌になったらどうするの?
鉄道会社は、普通の高校行ったって受けられるでしょ?

親からのこの言葉で妙に納得をしてしまい、
公立の高校へと進むことに。

そしてラジオとの出会い

高校入学を目前にしたある日、自宅近くに地元FM局の
スタジオがオープンした。
オープニングイベントに参加して楽しい思いをした僕は、
次第にラジオにハマっていきました。

気づけば高校三年間、
ラジオとともに過ごしてきたといっても過言ではないです。

進路を考えたときに、いつしか鉄道の道から、
メディア系の道へ進みたいと思うようになり、
大学への進学を決めた。

そして始めたイベントのアルバイト。
最初は、ラジオの現場に近づきたいから。
そんな理由で始めたアルバイトも、いつしかのめりこむように。

学校も行かずバイトに明け暮れる日々もありました。
3回目の大学3年生が決まりそうになった時に退学を決意。

それからは、イベントの仕事を中心に
ラジオのADやケーブルテレビの編集マンをしてきました。

それから紆余曲折があり、現在に至ります。

さっきも言ったけど
これが、正解か不正解かなんて誰にも分からない。

いま自分がこれまで歩んできた道が違っていたら、
きっとここにはいないし、
この記事を書いていなかったと思います。

あの時、
公立の高校に進むことを選んでいなかったら…
大学に入ることを選んでいなかったら…
大学を辞めていなかったら…

今、どうなっていたんだろうか。
そんな自分も見てみたいと今でも思います。

暇な時は、そんなことを妄想したりする日もあります。

今でもたまに夢を見る。
自分が鉄道関係で働いているという夢。

夢の中ではあるけれど、
ある意味夢が叶ったのかな。(笑)

あなたが変えたい過去はありますか?

もし、昔の自分に手紙をかけるとしたら
あなたは、いつの自分に手紙を書きたいですか?

(バンビ)












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