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松山でのこと

昨日、愛媛県松山市でのライブで、コードを鳴らして 目を閉じたら勝手にメロディーと歌詞が浮かんだ そして今聞いても、全く嘘偽りのない気持ちだった

いつもはなんとなくメロディーを決めたりMCを決めたりしてステージに上がる。でもこの日はいつもよりも少し小さなライブハウス。柵もなかった。
リハーサルをしてみて、自分の声があまり聞こえず逆になんとなくもうここは感性でやってみるか!と思ってライブに臨んだ。なのでほぼ何も考えずにステージに上がることになる。お客さんの距離が近くて、声に熱が帯びる。汗が全身を覆う。
そして前歯がまた欠ける。

気づいたら客席のお客さんもどんどん位置が入れ替わった。
そんな45分のセットリストのど真ん中
素直の直前、5カボCコードを弾いた時に、
本当に何故か分からないけれど胃が小さいのに料理を頼みすぎたり、眠ればいつも眠り続けて全く相手にしてくれないし、酔っ払ったら酔っ払いすぎる君の顔が急に浮かんだ。
そしたら急に歌詞とメロディーが出てきた。

君の事が 僕は目を閉じれば浮かぶ
逆に 君が目を閉じれば 街は眠る

たとえ、起きたら
僕たちが離れ離れになったとしても
それでもそばに居たいと
眠る君の横でそう思ってたこと。

歌い終わった時、素直を作った時とは全く別の
誰かを想うことも悪くないなと
そんな気持ちになった。たとえそれがバッドエンドだったとしても、形に残ることは美しいなって

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