make up day!

本日はなにわ男子5thシングル「Make Up Day / Missing」の発売日…。

デビューの直前に彼らの存在を知って、今も応援している。
ジャニーズの中で一番直近のデビュー組なので、彼らはやはり「令和」を体現したアイドルに感じる。
CDを買わないと見ることのできなかったMV。ライブに行くことで、DVDを買うことで見ることのできるライブ(映像)。今は発売前からYouTubeですぐ見ることができる。週一でYouTubeに投稿される企画動画。出演バラエティー番組は、見逃してしまったとしても、すぐにSNSに切り抜き動画が溢れる。応援しやすい、情報を手に入れやすい、どんなキャラクターかすぐに知ることができる。言い方が良くないかもしれないが、令和のアイドルは、応援することへのハードルが低い。TikTokでたまたま流れてきて出会った人もいるだろう。偶然の出会いの連続で、彼らの活躍をリアルタイムで見守ることができていることが、私はすごく嬉しい。

辛いことが続いていた時期、ぼーっと日々をこなすように、バイト先で返却DVDを棚に直していた。そんな時に有線から流れてきた『初心LOVE』。

なにわ男子 - 初心LOVE(うぶらぶ)[music video Dance ver.]

https://youtu.be/qNrRnnG8glY?si=HLhrd92D1fpBF8Bt

こんなにポップに恋心を歌い上げた曲って、今まで存在してた?(してますよ)

「眠れない夜の海泳いで
君の好きな歌リピートしてた
どこに辿り着いたとしても」

眠れない、夜の、海、泳いで…。眠れないことを肯定的に捉えた世界が好きだった。眠れない夜も悪くないねと、この歌のおかげで思えた。キャッチーで明るい歌だが、そういうぼんやりとした夜にも寄り添ってくれる。

「何から伝えて どうにかなりたい?
神様お手上げ どうにもならない?
たった一言で 世界は変わるのさ」

衝撃。どうにもならないと、頭では思っているけれど、一言声をあげることで世界が変わるかもしれないという、切ない希望。変わるわけないって思ってるけれど、心ではそんなふうに割り切れない。大袈裟だけど、本当に本当に救われたよ。前を向く力をもらえたよ。
そこから携帯でMVを調べた。ピンクの衣装に身を包んで、笑顔を向けて、ぴょこぴょこ踊る7人の姿を見て元気を分けてもらった。7人それぞれ違う表現の初心LOVEで、何回見ても飽きが来ない。新しい気持ちを見つける。彼らを知るのが遅くなったなりに、デビュー前のことも、それなりに追いかけて歴史を保管してきたつもりだが、それぞれのバックボーンがあり、重なって、こうして表現を続けている。ここに7人でパフォーマンスする映像が存在し続けていることが奇跡。私を救ってやろうなんて気持ち、さらさらないのだろうけど、いつも勝手に救われて素敵な気持ちになっている人も、ここにいるよ。

ジャニーズの性加害問題について、あまり言及するつもりはない。私の基本的なスタンスとしては、安易に述べるべきではないというものがある(意見する土俵にも立ててないなと思う)。
加害者と言われる人が一人でもこの世から欠けている今、私のような一般人が真実を知ることはほぼ不可能である。星の数ほどある情報の中から、事実だけを見抜くことができたとしても。電波に乗ることのない真実は、この世に存在する。

直接的に責任がないアイドル達もたくさんいるはずだ。彼らが心身を燃やし、魂を削りながら作り上げた今の形、エンターテイメントの活動。それが自分の力が及ぶことなく制限を受けていく。為すすべなく、表現の機会を奪われていく。そういうニュースがたくさん目に入り、心が痛くなる。

HiHi Jets【僕たちの未来は…】タロット占いで…色々考えさせられました
https://youtu.be/Rv_EZ-wrGf0?si=KznYbJNci7kSM9C4

メンバーの猪狩くんが、「俺はエンタメをしている。人を楽しませることが好き」「この仕事に満足している。この仕事でどんどん上がっていきたい」と言っていた。うるっときた。堂々とエンターテイメントをやっていると断言する姿が素敵だと思った。みんなの未来予想図が、結果的には前を向いていてすごく嬉しい。

ジャニーズという名前を背負い活動する姿、そもそもこの名が目に入ること自体に嫌悪感を示す人もいるだろう。
この会社の経営方針、記者会見での振る舞いに厳しい意見が向けられるのは仕方ないことに思う。しかし、グループ、アイドル個人に矢が向けられるのはどうなのだろう。根底の問題とずれてくるのではないかと感じる。この問題が表面化することは、彼らアイドルと、彼らが作り上げているエンターテイメントを批判していいことにはならない。直結しないと思うのだ。

今後、この闇が晴れることはないだろう。
会社名は変えるべきだと思う。
長い間続いた、一つのエンターテイメント文化の終焉なのだ。
現在ここに身を置いている彼ら、と、かつてここにいたひとたち。誰がどんな選択をしても、応援し続けたい。それしかできない。

先日ある人に、「本当にその人のファンであるなら、事務所をやめるべきだと思うはずだ」と言われた。その通りかもしれない。
私がやめろ!と言っても、最終的にその決断をするのは本人である。し、私や、私のような人々が好きだと思うアイドル、その彼らが作り出す世界、エンターテイメントと呼ぶものを、これからも応援していきたい。その過程を見ていたい。その過程こそがエンターテイメントにもなりうる。

ファンの人も、当人も苦しい日々だと思う。見えないように情報をシャットダウンするのも、自分を守るための一つだと思う。

「気持ち次第で世界は変わるから」

「モノクロだった季節が
君に出会って色づいてく」

なにわ男子の曲は(今回に限らず)、7人みんなそれぞれ主役になれるところがあるのがすごい。全員の魅力を余すことなく、堪能できる。

なにわ男子は令和のセプテントリオンだと思ってる(セプテントリオンとは、キングオブプリズムというアニメのアイドルグループです)。
みんな、キンプリも見てください。
U-NEXTで、全話+映画も見れます。

↓(キンプリの回しものではございません)

「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」をU-NEXTで視聴

https://video.unext.jp/title/SID0040371?utm_source=com.apple.UIKit.activity.CopyToPasteboard&utm_medium=social&utm_campaign=nonad-sns&rid=PM029909555


なにわ男子 - Make Up Day[official music video]YouTube ver.
https://youtu.be/0UfJLVmrChw?si=s4oFr3MX7CppUSnM

彼らに出会って、私の人生はさらに色づいたし、きっとこれからも私の人生に彩りを与えてくれる存在です。苦しいときもちゃんと見守りたい。今までありがとう!これからも貴方達の色で世界を鮮やかにしていってほしい。
次のステージも、その次のステージも、可能性は無限大。アイドルという仕事を選んでくれてありがとう。感謝は尽きない…。Forever Love。

最後になりますが、私の本命の推しはSexyZoneの中島健人さんです。

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