ランチに求めるものは

食べることが大好きな私だけれど、

ふと、定食はあまり好んで選ばないという事に気がついた。


定食と言えばランチのイメージだけれど、

そもそも、ランチに行くのは月に数回。

在宅自営業の自分には、ランチの機会は驚くほど少ない。

その限られたランチ回数の中で、定食屋は自分では選ばない。
相手が選んだお店なら喜んで行くけれども。

イタリアンかエスニック、お蕎麦、おうどん屋さんがダントツに多い。

なんでだろう。

もちろん、それらが好き!!と言うのはある。

けどなんでだろう、うーん......

カツ丼や親子丼、天丼、丼ものは大好き。
トンカツや、家でやるのは面倒な焼き魚だって好き。

どうでも良いことをうんうんと考え続けて導き出した答えがある。



定食は!!!


いつも!!!

自分が!!!

作ってるから!!!!

白米にメインにサラダに小鉢に汁物......
これ、朝夕と作っている内容じゃないか......(朝は3品くらいだけど)


せっかく外でご飯なのに、自宅にいる気分になる。


それが定食を選ばない理由だとわかった。

少食偏食な子供に出来るだけいろいろ食べてもらおうと、1汁3菜の呪縛にかかっているのは自覚している。

(もちろん、今日はパスタとスープだけ!という日もたまにはある)


食べることが好きなくせに、そう言う意味では案外自分も偏食なのだなと気がついた。

メイン、白米、サラダ、小鉢、お味噌汁

素晴らしいラインナップなのに、私には響かない。

悲しいよぅ。


と言いつつ、街中華屋さんがやっているようなラーメンとライスと1品の定食!的なのは食べちゃうの!!!

それは多分、家ではできない所業だから。

ラーメンとライスなんて素晴らしい組み合わせは、外で食べる時にしか許されない。

そんな訳でランチに求めるものは、小さな【非日常】なのだと気がついた、夏休み直前の朝なのである。

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