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ペットを亡くしたときのこと【書く習慣 Day20】

この記事は いしかわゆきさんの『書く習慣』 #1ヶ月書くチャレンジ のテーマを元に書いています。

Day20 これまでで一番の後悔

前回の記事からかなり間が空いてしまった。他のテーマは「とりあえず5分間書こう」という気持ちで書くこともあったけれど、これはテーマがテーマなだけに、ちゃんと時間を作らないと書く気持ちになれなかった。気楽には書けない。

これまでで一番の後悔は、ペットの最期を看取れなかったことだ。

小学校から高校までの間に3匹のペットを飼った。初めて飼ったのは小学校2年生くらいだっただろうか。寿命の短い小動物で、1年か2年くらい飼ったかな。2日間くらい姿を見ていないなと思って巣の中を見たら亡くなっていた。年老いてはいたけれど、あまり前兆のようなものは感じていなかった気がする。

でも、あとの2匹は弱っているのがわかっていた。そばにいたら、ちゃんと看取ることができたと思う。なのに私は見て見ぬふりをするかのように自分の部屋にいた。平静を装っていつも通りに過ごしてた。きっと、死が近いことと向き合うのが怖かったのだと思う。2匹目のペットでそうやって逃げたのに、3匹目でも同じことをしてしまった。心のどこかで「きっとまだ大丈夫」と言い聞かせて、でも本当は大丈夫じゃないと感じてたのに、向き合えなかった。

今でも思い出すと辛く、情けない気持ちになる。最期のとき、あの子たちはどんな気持ちで居ただろうか。大人になってからも夢に何度か出てきたことがある。「本当にごめんね」と心で何度も思うけれど、届く気がしない。

せめてもうこれからは絶対に同じ後悔をしないように。

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