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半径2キロメートルの旅

私の地元の好きなとこ。

①周りを気にせず好きなことができるとこ。②何もいらないとこ。③夕日が奇麗なとこ。たくさんあるけど今回はこの3つ。

今までの大学生活なら学校に行って授業を受けて、そのあとは友達とご飯を食べたり、アルバイトに行ったり。ほとんどの活動時間を家から遠い場所で過ごしていました。

そんな当たり前に続くと思っていた日々の中で急に家にいることを強いられ、生活がガラリと変わってしまいました。1人家で戦う就職活動。用事で出かけても常に付きまとう不安や気遣い。息抜きに遊びに行こうと友達を誘うのも迷ってしまうモヤモヤ。悲しいニュースや社会の怒りの声が聞こえてくる毎日からか、いつの間にかコロナに対しての私の感情は腹立たしいを超えて「無」に近いものでした。

そんなとき、小学校からの付き合いだった親友から「カメラの練習したいから散歩に行かない?」という連絡をもらいました。それからちょくちょくカメラを持って地元の色々な場所に出かけるようになりました。何十年も住んでて、通ったことのない道、知らなかった景色がたくさんありました。

話は地元の好きなとこに戻りますが…


①周りを気にせず好きなことができるとこ。

メロンソーダ

これが1つ目の地元の好きなこと。公園でメロンソーダ片手に思い出を話したり、ときには夜の公園でいい年して鬼ごっこをしました(笑) こんなこと大学やアルバイト先の周りでは恥ずかしくてできません。


②何もいらないとこ。

影

お金を払って好きなものを買うのも美味しいものを食べるのはもちろん楽しいです。でもお金を持たず、カバンを持たずただひたすら歩きながら話す。めちゃめちゃシンプルですがこんなに楽しい過ごし方があるなんてこの楽しみ方を知れた自分、なんて運がいいのか。


③夕日が奇麗なとこ。

夕焼け

いつもなら建物に囲まれて目にすることもなければ、家に帰る頃には日が落ちているのでまじまじと夕日を見ることがありませんでした。だけど、散歩をするようになって夕日の奇麗さに心が大きく動きました。なんだかこういうささやかな感動を得られる日常もいいなと思えました。


こんな感じで私はこのコロナが広まってから友人とも、1人でもよく散歩をします。友人と歩けばその子の知らなかった考えを知ることができるし、1人で歩けばより小さな景色の動きに気づけたり。知らなかったことがこんな近くにもたくさんあった。その感覚を知ってから、他の所でもほんの小さな心の動きに気づくことが増えたように感じます。私は毎回、家の周りを散歩するときは今日はどんな景色が見れるかなと旅をするときと似たワクワクを感じます。

友人を誘って、家族を誘って、ペットの散歩でもいい。もちろん1人でもいい。ちょっとだけ外に出て、いつも曲がらない道を曲がってみてほしいです。


#旅ノカタチ
#TABIPPO学生支部
#旅する学生支部


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