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主観多めのフェス紹介①:ROCK IN JAPAN FES.

こんにちは。正太郎でございます。

今回は自分から見たROCK IN JAPAN FESについて紹介しつつ、参加するための注意点、持ち物等、主観をまじえて色々書いていきます。

ROCK IN JAPAN FESとは?

まずROCK IN JAPAN FES(以下RIJF)とは、株式会社ロッキング・オンが国営ひたち海浜公園で2000年8月から毎年開催している邦楽フェスティバル。

現在は分社化した株式会社ロッキング・オン・ジャパンが企画制作を行っています。当初は1ステージ2日間約3万5千人でしたが、20周年目のRIJF2019では7ステージ5日間約34万人と日本最大級のミュージックフェスティバルになっています。
また同社は他にもゴールデンウィークにJAPAN JAM(以下JJ)、年末にCOUNTDOWN JAPAN(以下CDJ)を行っておりその中でも最大級の規模となっています。

http://rijfes.jp/

どんなフェス?

国営ひたち海浜公園の広大な敷地を生かした日本最大級の野外ミュージックフェスティバル。出演するアーティストは、雑誌ROCKIN’ON JAPANで特集される方々(通称ロキノン系)中心に邦楽の大御所から若手まで様々。

特徴的なのは夏の野外フェスではありながら参加者が快適にすごせる工夫が多い事。例えば場内のいたる所に仮設トイレを設置し(通称トイレの壁)待ち時間なく利用できるようにされていたり、スプリンクラーを多数設置し体感温度を下げられるように工夫されています。またステージの増減、レイアウト、そして参加者ルールの変更も頻繁に行われています。

ルール変更の代表的な事例としては2009年のダイブ等の危険行為の禁止を明言し、実際に行った方への退場を含む対応が行われた事。
これは前年のCDJで危険行為により後遺症の残る怪我をされた方が出た事による措置ではありますが、これによりノリの激しいライブで行われるダイブ行為が禁止となり、仮にもロックを冠するフェスでそれはどうなんだ?と話題にもなりました。

ここから先は主観になりますが結果としてダイブ等危険行為が苦手な方が気兼ねなく楽しめるようになったり、フェス初心者の方が参加しやすくなるなど各人の求める事により参加するフェスを選択する事が多くなったのではないかと思います。

その様な色々な変化を得て今の形が出来あがっていきました。

参加するには?

参加したいと思ったならどうやって行けばいいか簡単に解説していきます。(これまでのRIJFの販売要項を元に記載しています。)

まずはチケットの購入。販売方法が公式の先行販売。プレイガイド及び地元書店の一般販売があります。
券種は年毎の開催日数により変わりますが2020年(8/8(土)~8/10(月祝)開催)は3日券、前2日券、後2日券、1日券となっており車での来場は駐車券が必要なため駐車券付き入場券となります。
1日券以外の販売は先行のみとなっているため、通し券及び駐車券付きを購入する場合はご注意を。(公式の先行販売は公式アプリのJフェスからの申し込みとなっています)。

チケット情報

http://rijfes.jp/2020/guides/tickets/

ちなみに人気アーティスの出演が発表された日は売り切れる事が多いので、気になる場合は先に確保しておくのがオススメです。

交通手段

次に交通手段。開催されるのが茨城県ひたちなか市、国営ひたち海浜公園。
東京からだと通常車で2時間ほどの距離ではありますが駐車場の出入等で混み合いますので車の場合は時間に余裕を持って行動した方が良いでしょう。

電車では最寄駅の勝田までは特急で1時間30分、シャトルバスで30分程なのでこちらも2時間ほどではありますが比較的に時間通りに動くため開演時間に間に合わせたい時にはこちらの方がいいかと思います。(当日の電車はこみ合うため予約をおすすめします。)

乗換を減らして一番楽に行けるのはオフィシャルアクセスツアー。首都圏主要駅から直通バス一本で行けて片道あたりの料金も抑えられます。
初めての方はアクセスツアーを使うのが一番わかりやすいと思います。

宿泊施設については大変混み合います。料金も普段より上がり一泊1万円前後かかります。また宿泊者も多いので事前予約は必須です。荒技としては24時間営業の漫画喫茶、健康ランド等もありますが車がないと難しい場合もありますのでそれらを利用する場合はリサーチをしっかり行っておく事。
またひたちなか青年会議所が毎年開催しているキャンプビレッジがあるのでアウトドアが苦にならない方はそちらを利用するのも一つの手です。

http://rijfes.jp/2020/guides/access/

持っていくといいもの

基本的に持っていく物としては、動きやすく通気性のよい服装・帽子・タオル・レインコート、ポンチョ等の雨具・日焼け止め等々。
足下はスニーカー、トレッキングシューズが基本ですが、フロントエリア等極端な密集地帯に行かないなら暑さ対策としてスポーツサンダルもありです。ただし、日差しが強くサンダル焼けしやすいので靴下はあった方がいいと思います。
個人的に持っていくと良い物としてお勧めなのが手拭い。タオルと同様に汗拭き等に使える上に水に濡らして体を拭く事で体感温度の低下もできます。洗ってもすぐ乾きますし何よりかさばらないので1枚持っておくと便利です。

他注意点・雑記

有名なアーティストも多数出演し、参加者が過ごしやすい工夫も随所に見られ首都圏からなら日帰りでも行けるので初心者にお勧めのフェス。

夏の野外なので日差しは強めですが風は通りやすいので蒸し暑さはそこまで強くないです。なので日差しを抑える長袖でも比較的過ごしやすいかと。
ただレイクステージ前方等一部コンクリ部分は照り返し強めのため注意。

比較的晴天が多い印象。ただ初年度の2000年は台風で中止。2014年にも雷雨の影響で開場時間が遅れた事もあったので雨が降らないわけではないです。晴天が多い理由としては代表の渋谷さんが悪魔に魂を売ったためとストレイテナーのホリエさんが言っていたそうです。(渋谷さん本人談)

名物は五浦ハムのハム焼きと酒趣のメロンまるごとクリームソーダ。メロンまるごとクリームソーダは気をつけて食べないとプラスチックスプーンが折れるため心配な方は自前のスプーンを持っていくと良いかも。
ちなみに7/26までCAMPFIREでクラウドファンディングを行っていますのでご自宅でも味わえます。

https://camp-fire.jp/projects/view/291047

また、五浦ハムさんの自社サイトでも通販しています。こちらは販売されると早めに売り切れてしまうのでこまめにチェックするといいかも…

http://itsuraham.com/products_order/gift/

例年みなと屋を含む遊園地エリアは無料開放されていますので雰囲気を楽しみに行く方もちらほらいたりします。普通に音は聞こえてきますのでそれを肴にお酒を楽しむ方も…

まとめ

日本最大級の邦楽ミュージックフェスとして参加者が快適にすごせるように工夫を積み重ねた結果、初心者にお勧めのフェスとなっております。
もちろん常連も方もそれぞれの楽しみ方ができる音楽ファン全般が楽しめるフェスではないでしょうか。ステージを巡りより多くのアーティストを楽しむもよし、フェスグルメを堪能しつつゆっくり楽しむもよし、仲間と共に盛り上がるもよしと比較的手軽に色々楽しめるフェスとなっております。
もし夏フェスに一度行ってみたいと思う方におすすめなフェスです!

※追記
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020 については中止が決定いたしました。
仕方がないと思いつつも、1ファンとしては残念な気持ちも大きいです。
ただ、コロナウィルスによる自粛が過ぎた後にまた楽しい景色を見れる事を願って出来る限り記事は書き続けようと思います。

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