備え有れば憂い無し。

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【 備え有れば憂い無し。】

備え有れば患い無し。

どうも、前者は"書経"に登場する"有備無憂"という一節に由来し、後者は"春秋左氏伝"に書かれた"有備無患"に由来する、鈴木です。

"憂い"と"患い"は同義語のため、意味に違いはありません。文字の違いは、出典の違いによります。

さて、台風。

皆さんの中にも、様々な予定をキャンセルして、室内でゆっくり過ごされた方も、多かったのではないでしょうか?

僕もそんな中の、一人です。お盆も相まってか、いつもよりもスケジュールも空いてます。

ランチかディナーでも行きましょう。いつもよりも、暇してますので。

変わらないのは、毎日こうして、記事を書いてお届けをする事。

昨日も、今日も、明日も明後日も。

書ける限りは、残せる限りは。

それでは、本日分です。

お受け取りください。



ー 言葉は進化するが、しかし。

だからと言って、知ってて間違える必要は無いだろう。

はい。本日も始まりました。画面の前にて、拍手。( パチパチパチパチ

…ちょっとした変化を求めて、少しずつ捻りを入れてみています。

…はい。

言葉って、時間と共に、使い方も用法も、読み方も発音も、何もかもが形を変えていくものでして。

今から約1,000年前。平安時代。

広義の意味での"美しい"という、感嘆した気持ちを表わす言葉は、"をかし"でした。

皆さんも、聞いた事があると思います。古文では、非常に頻出語として、必ず通りますしね。有名なフレーズとしては、"いとをかし"でしょう。

( 当時の仮名遣いをあしらい、僕も"をかし"と表現をしていますが、現代で見かけるのは"おかし"の方かもしれません。この時点で、既に言葉としては変化をしていますね。)

"をかし"は、更に細分化をしていくと、文脈によっては、

"きれい" "面白い" "興味深い" "滑稽"

…等といった意味合いにも、使われました。

当時の人たちの言葉というものは、とても興味深いものです。言葉を知り、語彙を知れば、当時の世界の解像度も、上がるものなので。

"かいまみ"なんかは、今とは全く ( …ではないのか?いや、あまり想定される実際のシーンが思い浮かばないけれど ) 違った文化として、興味深いものです。垣間見るのかよ…と。



言葉は、進化をする。

…とは言いましても、実際には進化と呼ぶべきなのか、微妙な所だとは思いますが。

変化をしていくと言いますか、適合をしていくと言いますか。

人様が使っていて、僕が気になってしまう単語ランキングの上位に位置するのが、こちら。

"代替"と"重複"。

割りとポピュラーな意味合いを持つ言葉であり、日常のシーンの中でも、よく使われるからこそ。

その誤用が、気になってしまいます。神経質な事も相まって。

"だいがえ"ではないし、"じゅうふく"でもありません。

こんな文章にまでお目通しをくださるあなたは、どちらも間違えて使われるような事は無いと思いますので、釈迦に説法、あえて正しい読み仮名は書き置きしませんが。

言葉は、文化と世界を規定するものです。

特に日本語は、世界を見渡しても、かなり特殊な言語だと思います。

外来語は、国際交流を通じて、どの国にも一定の数、混じりはしますが、しかし。

やはり、日本語には、日本語の良さがあると思いますので。

…今日もまとまりやしないな〜。勢いで書き始めちゃったからな〜。

世界各国で、大きな変化が見られつつある、昨今。この日本という国でも、その影響は甚大です。かなり身近に、迫ってきています。

今こそ僕たちも、改めて、力を合わせられる部分では合わせて、守れるものは、守っていくべき時だとも、思います。

その内の一つが、この美しい言葉たちだとも思った、今日この頃。

書いてみました。徒然と。

オチも何もあったものじゃございませんので、本日はこの辺にて、トンズラこきます。収集つかんて!!!

…それでは、おしまい。

バッハハァ~イ!



はい。本日もお目通しをいただきました。

暇をしていると、書く内容が抽象的になっていくというのは、僕の中での、面白い発見でした。

やはり、現実の事象から、思考と言葉は、大きな影響を受けているんだなと。

適度な忙しさイズ充実。

それはさておき、本日も。

このような雑多な内容にも関わらず、文字数だけはあって、いかんとも評価し難い文章だというのに、お読みくださいました事、誠に。

ありがとうございました。

有り難いです。このせわしない現代においてね。

それでは、また明日、台風一過にて。

余談 … イタリアンやらフレンチやら行くと、未だにメニューを見ても何がなんだか分からんのよね〜!最近覚えたマナーは、お箸を包んでる紙を、破ってはいけないという事🍝!!

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