データメール一般公開と所見と使うコツ
数日前よりデータメールが一般公開されました。
データメールとはなんぞやと言いますと、
エクセルジャパンが使用しているパチンコ稼働のための期待値、仕事量をリアルタイムで計算するためのツールです。
エクセルジャパンの会員は全員これを使用しています。
そんな虎の子のツールをなぜ解放するのか?
それはわかりませんし、僕が答えることではありません。
ただ、会長がこのようなことに踏み切った以上、後押しとなるかはわかりませんが、使いこなすためのアドバイスを、毎日このツールを使用している者として行いたいと思います!
①データメールの書き方は無限大
さて、このデータメールというツールは
「先頭行が機種番号であること」
「大当たりデータが下から上に書かれていること」
この2点が守られていれば書き方が自由です。
要は行頭の「残玉」や「獲得玉」などのワードがトリガーとなっているので、自分なりに書きやすいようにアレンジできます。
②不要なコマンドを消そう
使わないコマンドは消してもエラーになりません。
一部エラーになってしまうものもありますが、普通に使用するために必要なものを残せばそのようなことになりません
③獲得玉コマンドを活用しよう
超絶便利コマンドです。
とりあえずこれを使っとけばスタートは正確に出ます。
さらに増減値やアタッカー出玉も自動で逆算可能です。
記入はシンプルに、ワンセットの純獲得玉を#で数珠つなぎに記入していくだけです。
詳細はデータメールのマニュアルを見ていただくとして、簡単に解説すると
獲得玉〜〜〜#〜〜〜#〜〜〜
→参考値としての出力。この使い方はあまりしません。
獲得玉#〜〜〜#〜〜〜#〜〜〜
→出玉置換を参照してに電サポ増減を逆算してくれます。出玉置換コマンドでアタッカー出玉を固定する必要があります。正確な値を出すためにはアタッカー出玉を計測する必要があります。ある程度で算出する時に便利です。
獲得玉##〜〜〜#〜〜〜#〜〜〜
→出玉置換と通サポ増減から超増減を逆算。いわゆる小当たりラッシュの増減率を算出します。
獲得玉###〜〜〜#〜〜〜#〜〜〜
→増減値を入力すれば、アタッカー出玉を逆算してくれます。正確なデータを取りたい人にはこれをおすすめします。難点はダブルアタッカーであったり、大海4の突然確変などはおおよそで合わせることになります。(整合性が取れるように機種ごとに微調整されています)
・・・
以上簡単に解説しましたが、具体的にどのように編集しているか具体例を用意しました。
まずテンプレ
機種番号1797
(真北斗無双 FWN(電サポ初回ヘソ1)
出玉1R:140玉:150賞
1:4R
出玉:560玉:600賞
2:6R
出玉:840玉:900賞
3:8R
出玉:1120玉:1200賞
4:16R
出玉:2240玉:2400賞
5:6.29R(6Rパカパカ付)
出玉:880玉:945賞)
(サポ抜100#130)
獲得玉
残保留
残玉
総回転数
出玉置換
増減率
貯玉
持込玉
持出玉
現金
着席時回転数
着席時総回転数
換金率1000#250
貸玉1000#250
期待値持玉率100#90#80
期待値回転数2400#2000#1600
店名
台番
釘番
名前
貯始
貯終
持金
換金
う〜ん、色々あってようわからん。
ではこれをピンプロの人が使うとしてシンプルに編集して、大当たりの履歴なども記入してみます。
機種番号1797
(真北斗無双 FWN(電サポ初回ヘソ1)
出玉1R:140玉:150賞
1:4R
出玉:560玉:600賞
2:6R
出玉:840玉:900賞
3:8R
出玉:1120玉:1200賞
4:16R
出玉:2240玉:2400賞
5:6.29R(6Rパカパカ付)
出玉:880玉:945賞)
獲得玉###5600#920
残玉5250
総回転数850
250
#100 ##40
200#2
#130 ##100
100#5#4#3#1#1
現金
貯玉2500
残保留##3.5
換金率1000#275
貸玉1000#250
期待値持玉率100#90#80
期待値回転数2400#2000#1600
店名パーラー西の都
台番777
ここまでシンプルにまとめることができます。
かなり見やすくなってませんか?
結局、打ちながら書き換えるところは、残玉、総回転数、現在の回転数。
当たり中は増減を測りつつ、当たり番号の記入。
当たり抜けで獲得玉を記入。
これだけなので、よく書き換える欄は上に持ってきて、一度記入したら書き換えない項目は下に固めておけばいいわけです。
なお各機種の当たり番号や、サポ抜け回転数などは()を使うメモ機能で記入されてるので任意で削除が可能です。
・・・
参考になりましたでしょうか?
手計算で期待値を算出できる自分でも、データメールが使いにくいと最初は感じました。
率直に言って、とっつきにくいと思います。今の時代にメールなんてと。
しかし、使えば使うほど洗練されているシステムだと日々感じています。
私が説明したように、要点を抑えておけば、存外使いやすいです。
是非ともこの機会に体感してみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?