人との距離

 最近気持ちが落ちていて色々と考える時間があった。
そんな時に思っていたことを書いていこうと思う。
僕は昔から病むと何事にも歯止めが聞かなくなる。
普段理性を保っているストッパーが、病むと無くなってしまうのだ。
そして、そんな病んで歯止めが効かなくなっている時に大好きな親友と電話をしていた。
そんなことをするとどうなるか、気づけば僕は思っていること全て親友にぶつけていた。
当たり前のように告白をした。嫉妬していたことも伝えた。
昔から大親友になった子を恋愛的に好きになってしまう傾向のある僕は言ったそばからとてつもない後悔が襲った。
また関係を自ら崩そうとしてしまったと。
だがその日は何も無く終わった、問題は翌日。
次の日もその親友と通話をしていた。
まだ病んでいた僕はまた昨日と同じように思ったことを口に出した。
すると親友は言った、"え、もしかして恋愛的に好きなの?"と。
そう、親友は前日の話を聞いてもあくまでも親友としてそう思っているだけと思っていたらしい。
僕は、今日言わなければまだ親友のままで居られたかもしれない、とまた後悔した。
振られる心の準備をして、いいよ、振って。と声をかけると、ごめんと言われた。
気まずいから今まで通りとは行かないというようなことをその後に言われ、それすら叶わなくなると思うと涙が止まらない。
そんなことがあってひとつ自分の中で決めたことがあった。
親友はもう作らない。
人との距離をできるだけ空けて保とうと思った。
人と関わることをできるだけ控えようと決意を決めた。
きっと僕は人と関わることが向いていない。
そんなこと障害が発覚した時点で分かっていたはずのことなのに。
傷ついたり、体感しないと分からないんだなぁととても実感した。
今も親友とは話すし、友達でいてくれているが、きっとまた元通りにはいてくれないんだろうな。
元々人はあまり好きでは無いし、今回の件で力尽きた。
もう恋愛をするのはやめよう。
友達を作るのも。
そう心に決めた。
人との距離感には"適切な距離"というものがあると思う。
僕達はきっとそれを間違えただけ。
そんな夜でした。

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