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3月8日

先週末、占いに行った。
初めての占い、どんなことを言われるのだろうとワクワクしていたがなんだ。
占いとは、観察力の鋭い人がする高度な話術らしい。
(いわゆる"視える人"というのは、世の中に一定数存在するとは思う。)

先に占われた友人は、自分のことをあまり話さなかった。
占い師から出る言葉は、やんわりとした大きな括りばかり。
考える様な黙る瞬間が多く、友人に関する情報が少なすぎるのだろうなと思った。
実際友人も腑に落ちていない様子だった。

なんとも言えない空気が流れる店内。
検証したい気持ちと、少しばかりの慰めで、
自分の番はベラベラと話してみた。
弾む会話、当たりまくる性格分析。
そりゃそうだ。こういう人間ですってこちらから開示しているのだから。
持ってる数字とか星とか、見えたのは手元の紙からでは無くて、目の前の私からでしょう。

でも、最後にふと言われた言葉がずっと頭に残っていた。
「書かないの?文章」
確かに、何か言葉に携わりたいとか、文章書きたいとかそう思って憧れていた頃はあった。
でも才がないことは分かっていた。

1週間、言われた言葉が頭から離れなかった。
何を?どこで?書いてどうするの?
考えた。

もっと簡単でいいんじゃないか?

1つ前、クリープハイプへのキャンペーン応募の為に書いた記事。
それを書く為に作ったnote。

せっかくなら書いてみよう。
何を書こう。日記をつけてみようか。

同じ仕事の繰り返し、変わり映えのない毎日。
何を変えたいと思いながら変えられず過ごしてきた。
何も変わらないかもしれないけれど、
日々の出来事に新鮮さを感じる目を養えるかもしれない。
まぁ、天気くらいは変わるし。

誰も見ない。
でも誰か見てるかもしれない。

毎日の小さいことを、毎日記してみようと思う。
明日は晴れるだろうか。

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