S&P500よりもNasdaq100のETFを買ったほうが良いかもしれない

今回は、タイトルどおり、S&P500よりもNasdaq 100のETFを買ったほうが良いかもしれないという話をしていこうと思います。

いきなり結論ですが、

* 売買のタイミングを一切考えずに定期的に買い増していく人であれば、S&P500
* ある程度安きを買い高きを売るという行動をしていくのであればNasdaq 100

のETFを購入するのが良いと思いました。

下図を見てもらうとわかると思うのですが、Nasdaq100の重みの半分以上はTechnologyであり、Technologyセクターの株価の影響を非常に受けやすいです。

画像2

そのため、下図のように2000年代のITバブルのときにS&P500と比較して大きく上昇していますし、直近10年間もIT業界の影響を強く受けて大きく上昇しています。

画像1

今回の直近10年程は、2000年代のITバブルとは異なり、純粋なIT業界の成長による価格上昇+ある程度の価格プレミアムによる価格上昇だと思うのですが、多少きつい下落が来ることは想定しておいたほうが良いかと思います。

実際、直近の下落箇所に注目してみると、S&P500よりもNasdaq100のが下落幅が大きい状態です。

今の相場が高い水準なのかどうかを判断することができ、高値水準に来た際に徐々に売って、次の下落時に大きく買い増すということができる方たちであれば、Nasdaq100を購入するほうが良いと思います。

一方で、基本的に売らずにコツコツ買い増す方たちであれば、厳しい高値づかみをすることも少なく、価格の大きな下落も悩まされにくいS&P500を買い増していくほうが良いかと思います。

まとめ

* 売買のタイミングを一切考えずに定期的に買い増していく人であれば、S&P500のETFを購入する
* ある程度安きを買い高きを売るという行動をしていくのであればNasdaq 100を購入する

どちらか片方じゃなければいけないということもないので、自分の許せる範囲内で両方扱うというのも良いと思います。

終わりに

もう少しNasdaq100のデータ取得年数が長くなり、純粋に成長による価格上昇幅が大きいという話であれば、常にNasdaq100を購入する方がよくなるかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?