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メタバースとリアル:友達になるまでの違い

こんにちは!
アドベントカレンダー17日目担当龍飛(りゅうひ)です。

今回の私の記事では、これまで約3年ほどclusterをはじめとするメタバースで過ごして感じてきた
『メタバースと現実での友達になるまでの違い』
を実体験を交えて書いていこうと思います。

主に、知り合ってから友達になるまでを段階化し、それぞれについてリアルとメタバースでの違いを書いていきます。

clusterのみならず、"メタバース"を舞台にして書くのでアドカレの趣旨に沿っているか少し不安ですがまぁclusterに住んでるしclusterで得た経験がめちゃんこ多いのでまあええやr

『仲良くなるまでに現実ではこうだったけどメタバースではこうだった』
『こういうことがあった』

みたいなことを綴っていこうと思いますので、従来の『リアルから育む人間関係』とメタバースでの『メタバースで育む新しい形の人間関係』との間で悩んでいる人に特に届けばいいな、と感じています。

また、本記事の内容は完全に私の主観で記載していきます。
あくまでも参考程度に留めてください🙇


0.はじめに

メタバース/リアル双方とも以下の意識を改めて持ちなおすことが大事だと感じました。この意識さえしっかりと、ずっとブレずに持っておけば、少しずつ人間関係に悩むことがなくなってきたかなと思っています。

◆相手は心を持つ人間である

特にインターネットを介したコミュニケーションだとおろそかになりがちな意識ですが、メタバース/リアル双方とも相手は心を持つ人間です。

どんな些細なことでも基本的に自分がされて嫌なことは相手も嫌ですし、されて嬉かったことは相手にも嬉しいと思ってもらえることが多かった様に思います。

この意識をしっかり持ち直して対人関係に臨むと良いのかなと感じています。

◆自分も心を持つ人間である

ここで忘れがちなのは『自分』も心を持った人間であることです。
されて嫌なこと、嬉しかったことを相手に伝えるようにしましょう。
(伝え方は工夫してね!)

特にメタバースでは、今まで経験もしなかったほど様々な人と出会うことが出来ます。つまり、『自分がリアルを普通に生きていては絶対に遭遇しなかったような人』が周囲に当たり前にいる状況です。

その人たちは、考え方や価値観、育ってきた環境、年齢等々が自分と全く違います。

ノリが違ったり、言葉遣いが違ったり、対人関係のとらえ方が違ったりと様々です。
そのため、自分が感じていることを相手もそのまま感じてくれているわけではありません。
基本的に自分がどう感じているかは相手に伝えなければ伝わらないと思って接した方が良いかと思います。
(察していい感じに動いてくれる方もおりますが、かなり貴重な存在だと思います。)

1.知り合う

この段階ではリアルもメタバースもそこまで大きな差はなさそうでした。

始めて会う人に挨拶をし、気があったら少し雑談をする、のような普通のフローで知り合っていくことが多かったです。

強いて違いを挙げるのであれば、メタバースの方が人と会う機会がかなり多く、知り合うための『機会』が多かったという点かと思います。

当時ちょうどコロナが流行り始めた時期だったこともあり、外出自粛が叫ばれておりました。
そのため外で誰かと会う機会がめっきり減っていた、というのも原因の一つだと思います。

2.フレンドになる

この段階はメタバース(やオンラインゲーム等)特有のものです。
その為メタバースとリアルの違いも何もないので、リアルでいうとどういう段階なのか、を書いていこうと思います。

※私の場合、リアルではこの段階を飛ばし後述する『3.交流を深める』を経た後、『5.友達になる』まで飛びます

ここでいう"フレンド"状態とは、プラットフォームごとに用意されているフレンド機能等を使用し、相互に認証されている状態のことを指します。

◆『友達』と『フレンド』の違い

あくまで私の認識ですが『友達』と『フレンド』の間には以下のような意味合いの違いがあると考え、言葉の棲み分けを行っています。

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●友達

【友達の定義】
・友達(ともだち) 
勤務、学校あるいは志、お金などを共にしていて、同等の相手として交わっている人。友人のこと。

【+αの個人的な定義】
リアルでの積極的な交流があるか

上:Wikipedia / 下:独自の定義

●フレンド

(オンライン上も含め)知人や軽い知り合い等、上に定義される『友達』より比較的浅い状態にある人間まで含めた関係のこと。
友達より広義の関係を指すことが多い。

独自の定義

(友達の定義とか言ってますがそんな重く捉えていません…!以下の説明をわかりやすくするためにあえて定義化しています!)
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◆フレンドになる とは

例えるなら"友達になるまでor何かしらの関係性を持つまで"の段階をより確実にする行為のようなものだと感じています。

なぜなら少なくともメタバースでは『フレンドになる』ことで、
ある程度自分の好きなタイミングで、確実に相手に会いに行ける
ようになるからです。

リアルだと『偶然何度も会ううちに知り合いから友達になった』ということがあるかと思います。

しかし、これはかなり運要素が強く、運よく気に入った相手と出会えてもそれ以降二度と会うことはなかった、なんてことも発生します。
(学校や会社などのコミュニティから抜けてしまった場合などは特に顕著かなと思います)

個人的に『一期一会現象』と呼んでいます。

反面、メタバースでは『フレンド状態』になることで、多くの場合

  • 相手がいつ、どこにいるのか

  • 相手がどのコミュニティに属しているのか

  • 何をしているのか(プラットフォームによる)

等を確認できる他、合流機能を備えている場合が多く、ほぼ確実に会えるようになります。そのため、気に入った相手と気軽に何度も会えるようになり、友達になれる可能性・確実性を跳ね上げてくれる訳ですね。

3.交流を深める

リアルもメタバースも本質的には何も変わりません。
どちらも一緒に遊びに行ったり、一緒に何かに取り組んだりする、というような一般的な工程を踏んで交流を深めます。

異なるのはそれを行う場所がメタバース上か、リアルかくらいだと思っています。

ただ、メタバースでは自分の外見や立場を気にせず交流ができるので、相手の内面を見て交流ができるという良さがありました。

4.別次元で会う

ここもメタバース、或いはオンラインコミュニティ特有の段階です。
所謂『オフ会』がこの段階に該当します。

ここに関してはリアルと比較するものでもない為、どういう効果があったのかという所に要点を絞り、記載します。

特殊な例を除いて『3.交流を深める』でより親密になった方と行うことが多いです。上述した友達の定義により、私の場合は『5.友達になる』段階に進むにはこの段階を踏む必要があると考えています。

トラブルも多く、リスクのある段階であることは周知の事実だと思いますが、長く交流が続いていて、特に信頼関係が築かれているフレンドとはトラブルになったことはありませんでした。

また、リアルでも交流を持つことによって、フレンドとの距離はかなり縮まるという効果がありました。
(実際、気兼ねなくご飯や旅行に誘える友達や、深夜の2時や3時に『ラ?』と一言LINEなりDiscordなりを飛ばせばそのままラーメン屋までバイクでツーリングするような友達ができました)

このように、『別次元で会う』という工程は『フレンド』から『友達』へとランクアップする重要な機会だったように思います。

5.友達になる

リアルでは『知り合いの状態から交流を深める』
メタバースでは『フレンドの状態から交流を深め、別次元で会う』

のように、ここまでのアプローチこそ異なりましたがここからはメタバースでもリアルでもほぼほぼ同じかと感じています。

というかここまで来たらもう友達ですね(?)

リアルとメタバースで違いがあるとすれば『メタバースで生活している』稀有な状況を深く理解し、一緒に楽しんでくれる友達になるかどうかという点だと思います。

6.まとめ

ここまでつらつらと書いてきましたが、まとめると

  • リアルとメタバースの友達作りは共通する部分が多い

  • メタバースには『フレンド』という関係性があり、友達になれる可能性を上げてくれる

という感じだと思います。

ただ、個人的には『フレンド』という状態があることにより、程よく距離を保つことができたり、関係性の選択肢の幅が広いメタバースの方が居心地よく感じることが多かったです。

そして、友達の作り方は人によって思います。
皆さんも自分なりの友達の作り方を探してみてください。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。🙇

明日はかせーさんの『よていはみてい』の記事ですね!
どんな内容なのか楽しみです!👀




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