俺がバイトを4日で辞めた話。

言い訳というか、気分を害してしまったら申し訳ないなと思うので、まあこう、ゆるく何も考えずに読んでほしい。今考えると自分もいろいろ最悪だなと思うけど(は?でも俺がというか店長がくそだから悪いんじゃん?????)でも最悪だけど反省とか後悔とかはない。

まあ俺、JKだしね、許せよ。(最悪)


俺の通う高校は長期休暇中、特別な理由がある人のみが許可を取って行える。よくあるやつ。この許可取りがめちゃくちゃだるい。まず担任。そして教頭。そういえば教頭に「バイト、なんで始めるの?」と聞かれ「旅行行く時のお金欲しいからです!」と何を思ったか正直に言って、「正直でよろしい!!でもそこはね、普通は進学の時のお金がとか言うもんだよ」と苦笑いされたのを思い出した。もしかしたら社会不適合者なのかもしれない。バイトも4日でやめたしな。ワロタ

そして色んなことを乗り越え(?)許可をもらうため、最後の印、一人しかいないバイト許可担当の先生を探し回り、割とでかい、つぎはぎ改築しながらきてるから意味が分からん構造してるいまだにどこに何があるか把握してない校舎を走り回ってたのに、なんと担当の先生、最後の印を押してもらうだけだったのにこの先生、出張に行ったのである。ありえん。日本の印鑑主義、何?待っててくれるって言った放課後に帰ったと聞かされる毎日。私ではなく約束守れん人間のほうが社会不適合者なのでは?(は?)

だがしかし、許可もらう気満々でいた私はすでにバイト先を決めて、働くことも決定していた。あーあ。

こうして、私の、無許可バイトライフが幕を開けた。

舞台はショッピングセンター内にある某釜飯チェーン店。友達と自給いいし、近いし、ここにしよ!みんな仲いいらしいし!ってノリで決めた。俺は接客、友達は厨房希望。面接の電話をかけて、履歴書書いて、この時はまだ新しく始めることに不安と期待で胸がドキドキ☆状態。

武田真治さんを弱らせた感じの陽気な店長(ks)(絶殺)と面接。何話したか覚えてないけどまあそんなにどこの面接も変わらんと思う。普通の面接。「学校と、職場の違いは何だと思う?」って聞かれたときは返答に困った。は?根本的に違うだろ何もかもがよ、、、、と思ってたのは覚えてる。何言ったっけ、てか店長の顔思い出したら気持ち悪くなってきた。嘔吐下痢に毎年かからねえかな。

面接は無事に(?)合格して店長と握手。最悪だろ。実際この時点でもう無理だった。なにこいつ。海外の人間なん?そのあとシフト提出がLINEだったからLINE交換した。家に帰って確認したら店長のトプ画もホームも中学生のテニス部とかが好きそうなポエム。そういうのを使ってる人たちの感性を否定するつもりはない、いいも悪いもないしね。ただそういうのが上司なのがめちゃ無理だった。なにこいつ。案の定いろいろすごかった。

店長の嫌だったエピソードについて話そうと思う。

まず、働かない人だった。は?ってなった。こういう人間もいるんだ、、、って。忙しい昼夜の時間帯、周りのパートさん方が重たい盆を運ぶ中、貴重な男手の店長は突っ立ってるだけだった。最初は全体の把握してるのかなーって思ってた。違った。ボーっとしてるだけだった。店長が休憩してる間に先輩たちが「マジで店長仕事しろよ」って愚痴ってるのを横で聞いて、やっぱいつもなんか、、となっていた。いやまあね、正社員なわけだし、問題が起きたらすぐに飛んでいけるようにとかなのかもしれない、けどマジで働かんかった。まあ俺も4日しかいなかったから本当のとこはわからないけどね!!!

私に厨房スタッフが洗いやすいようにホールから運んできた皿の片づけを任してきたとき、この作業初めてだし、わからないことは聞かなきゃ!、で、聞こうと思ったらすぐどっか行った。は?

こう、状況を伝えきれないな、、、これよろしくねーって頼まれて、ほんとすぐよ?店長!これなんですけど、、って言おうと思ったら店長のtも言わせてもらえんかった。速足でどこか行く。すぐ追いかけたけどホールに出ちゃって珍しく働き始めた。忙しい時間帯でもなかったけどな、、、わざとなん?わざとだろ?

じゃあ戻ってきたら聞くしかないかーと、とりあえず先輩たちがやってたのを思い出して仕分ける。そうしてたらすぐ戻ってきた。すぐに声かけた、行き詰ってたからその時は店長が輝いて見える気もしなくもなくもなかった。「あ、てんty「やり方、わかってないならきけよ」

聞こうとしたんだよ、、、、、、、、、、、、、、、お前が俺の話を聞けよ

そこでもういいよって言われて元の持ち場に帰された。何?もうその時辞めることを伝えていて最終日だったので耐えられた。まじで刺そうかと思った。テレビの容疑者は、、、てきなやつで俺の中学の卒業文集が地方局で放映されてほしくなかったのでやめといた。

他にもいろいろセクハラまがいとかなんやらかんやらあったけど気分悪くなるからやめとく。一言で言うなら氏ね。(やめなさい)

店長は嫌だったけど、それなりにジーンとしたというか、人間って、いいな、、と、心情を例えるなら某海賊王に俺はなる!の金髪イケイケコックのいる海上レストランに転がり込み、腹がすいて死にそうな状態でまかないふるまわれたヤツの「面目ねえ、、!面目ねえ、、!」状態。(伝われ)

バイト初日、3時間だけだったけど、ずっと緊張してて、終わった後大きなミスなくできた安心感に、店出た瞬間泣いて、そのまま涙が止まらず更衣室でも泣いてた時、パートさん(女神)も退勤だったらしく遅れて入ってきて、俺のくそ汚い泣き顔を見てにこっとした後にお疲れ様ーって飴くれた。

お疲れ様ですありがとうございますと言ってもらって、帰りにも泣いて自転車こぎながら舐めたあの飴は、たぶん焼き肉屋で会計の時にもらえる飴の次くらいにおいしいと思う。ありがとう、パートの女神さん、俺の朝の仕込みのミスもカバーしてくれたのは貴女でしたし、コミュ障で話せないでいる俺に話しかけてきてくれたのも貴女でした。

あと、某ラップ大好き声優さんを薄めた感じの大学生のお兄さんがいた。数少ない釜が載ってる重たいお盆を片手で一つずつ、ある時には三つも持ってくれる神。俺がお客さんが食べた後の盆を厨房に下げようとしたら「重いし変わるよ、台拭きお願いしてもいいスか」と変わってくれ、注文がまだ取れない私の代わりにすぐ注文取りに来てくれ、変な客に絡まれたら飛んできてくれる人だった。先輩として完璧すぎる。ワンチャン、店長、店長じゃなかったのでは?この木村(仮名)(実際に実在している人物との関係はありません)お兄さんが店長なのでは????

このお兄さん、これだけでもありがたいが、閉店作業にも終わりが見えてきたころに「あるさん」と声をかけてくれたのが1番有難かった。

「始めたばっかで、わからないことしかないと思うし、慣れなくて大変だろうけど、何でも聞いてきてください!」「笑顔が素敵なのできっと大丈夫だと思います!」と言われあんたのほうが素敵な笑顔やで、、となった。正直惚れそうだったが顔を見ていると国民的アニメの音痴ガキ大将が思い浮かぶのでやめておいた。(?)

今まで紹介した二人は私(某海上レストランにてのギ,,,)にとって某麦わら一味のコックとなる存在だが、お客さんでもこのコックがいた。

お店のお客さんの年齢層は割と高めで、めんどくさい絡みをしてくる人もまあいた。その中で若めの子連れ夫婦に料理を運んだ時に、胸元の研修中札を見て「研修何日目なの?」と声をかけてもらった。「二日目です!」というと「へー!すごいね!高校生?そうなんだ!見てたら動けてるしすごいなって、、二日目に見えないね!がんばって!」と言われた。普通にめちゃくちゃうれしい。まあその次の日に、今入ってるシフトでやめたいです。なので明日で辞めます!と言いに行き、実際に辞めたんですけどね。草

こんな感じで、店長以外の先輩方みんな優しいし、面白いしフレンドリーですごいよかった。お客さんもいい人で優しかった。店長をあそこで刺しとけば俺はまだバイトを続けていたかもしれない。

最終日の最後の店長とのあいさつで握手(ゲロ)をしたときに「やめる本当の理由は?」と聞かれた。なんかした自覚あったんか?????????

表面上は自分が部活の部長として責任を負わなければならない事案が発生して、それのせいで部活も忙しくなるし、バイトとの両立が図れなくなりそうだったから。としておいた。間違いではないし嘘もついてない。実際、やめようと決心したのはこれがきっかけだ。精神的摩耗がすごかった。本人に「お前が無理だからです!」といえるメンタルならまずやめてねえよと思いつつ笑顔で「え、、、!本当とかないです!」って言った。

別れ際で「まあ頑張ってください、笑顔が素敵なので」と言われたのはもしかしたらすごい皮肉なのかもしれん。だってやっと(4日だが)さよならだったし自然とうれしさが顔に出るやろ、、

まあそのあとなんか口座に給料振り込めなくて直接もらいに行ったのでまた再会したんだけど、、、ちなみに4日間で2万手前くらい。やったね。

俺が職場体験か?ぐらいの日数で、プチ、社会に出て学んだことは見てくれる人は見てくれてるんだなってこと。人に頼るのも大事なこと。わからないのは恥ずかしいことじゃないこと。思ったよりも悪い意味ですごくて自分と合わない人間がやっぱりいること、それを呑み込めない、まあ状況もあるけどそれでも耐えきれない自分がまだ子供だってこと。お金を稼いできてくれる親が超すごいこと。

これに気づけたし、嫌だったけどいい経験だったなって思えるくらい自分の中での大きな学びは、ちょっと悪い言い方だけど「頭が使えないやつは体を使って働くしかない」ってこと。人によって向き不向きもあると思うし、自分が好きで体を動かす職業に就く人もいるからこの表現は正しくないかもしれないけど、俺は今回、3~5時間くらい立ちっぱなしで腰が痛くて、絶対将来デスクワークしか勝たん!と思ったからの表現だと認識してほしい。

体使って働かなくて済むためには、頭使うしかなくて、その頭を使うための経験値上げに長く時間使えるのが今のこの”学生”って期間なのかなと。だから勉強頑張ろうと思った。(小並感)

そんで4日間でやめたが、せっかくだし、この体験と学んだことを夏休みの宿題の作文の題材にして書いてやろうと原稿用紙4枚強にそれっぽくしたためたが書き終わった後で気づいた。俺、学校に無許可だったわ。

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