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理化学研究所一般公開に行ってきました

いつもの行ってきましたレポートです。

理化学研究所和光地区一般公開2023 (riken.jp)

リケンのノンオイル、とかのリケンなどなどとは関係がないということにされた、日本トップクラスの研究機関。和光地区には、でっかい加速器があったりします。

なお、粒子加速器の5段目は紫と黄緑色です。勝手に心の中で初号機カラーと呼びました。
何テスラかかっているのか聞けばよかった。
仁科加速器科学研究センター | 理化学研究所 (riken.jp)

先週のJAASに比べて、小学生ぐらいの人がいるなど層は幅広かったと思います(元気に泣いている子やベビーカー連れの人もいた。放射線管理区域に入るの怖くないです?)。その分、分野の入り口ぐらいの解説が多い気がしました。LLMの研究成果とか聞きたかったなぁ。

加速器関連の物理は分からないので勉強が必要ですね。8Heを4Heに打ち込んで2 4He + n4を作るとか言ってることはわかるけど、さっぱりわからん……。物理の人の頭の中分からん。でも、複数の研究室の話を聞くとどうやら最近の流行は中性子過剰核が自由に取りだせることを活用することが多いみたい。

分からないつながりだと、多分一般の方だと化学とかも「わからんの領域」なのでしょうが、こっちは人が少なかったです。何が違うんだろうなぁ。それが詳らかにできないと、多分化学(or 有機化学)って斜陽になってしまいそうで怖い。
自分の常識と研究の内容が乖離しているときに知的興奮が発生するのであれば、常識というものがない領域って受け入れるだけで興奮しないような気もする。物理は「とっても小さい粒子の中だと変なことが起きるんだよ」となるし、生物では「フクロオオカミはオオカミのような見た目をしているけど、コアラの親戚なんだよ」とか言えるけれど、化学はなんだろ。ドメイン知識がわからない……。これは私の宿題。
なお、有機金属化学をやっている研究室は楽しく見させてもらいました。市井に有機金属化学って落ちていないので、貴重な栄養が取れました。特に、1時間かけて10枚のポスターを説明していただいた担当者の方ありがとうございました。

和光駅から銅のプレートが道路に埋め込まれていたので、全部撮影していたのですが、多分道行く人には超迷惑だったと思います。人通り少なかったので許して……。

皆さんに踏みつけられているロジウム



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