私はわたしの味方

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最近の記事

アダルトチルドレン回復日記 ~自分で勝手に難しくする~

【リトル私の困った癖】 本田圭佑さんが、よく口にしている。 「リトル本田」 自分の「リトル私」を捕まえられずにいた。 青天の霹靂。 それは急に姿を現した。 先輩と車の移動中だった。 「浮いた話ないの?」 と先輩が訊いてきた。 「あったんですけど、ダメになりました。」 「それ、ないじゃん」 「はい、ないです」 こんなやり取りが、何の波も立てずに行われた。 「でも、2024年は内面がすごく変化した年なんですよ」 この言葉を皮切りに、話はアダルトチルドレン

    • アダルトチルドレン回復日記 ~完璧主義という呪い 2~

      【2.時代的なもの】前回の続きです。 僕個人の話。完璧主義に陥った要因の2つ目。 時代的なもの。 日常の中に、受験というものがあった。 ほとんどの高校生が大学進学する時代だった。 就職にも学歴が付きまとう。 僕の親は、教師だ。 いい大学に入ることが、良い人生を送ることに 繋がると思い込んでいた。 僕には、姉と兄がいる。 兄は、塾に通っていた。ワルだった。 姉は、塾には通わず、少しワルになった。 親は、周囲と比較した。 「○○さんとこの長男、東大だって。うちも誰

      • アダルトチルドレン回復日記 ~完璧主義という呪い~

        【なんでこうなった?】 完璧主義は現代病らしい。 僕もそうだと自覚している。 僕の場合、 1.親の教育(今回の記事) 2.時代的なもの(次回) 3.社会(次々回) 4.自己否定感が強かった(今回から4つ後の記事) この順番で、書いていきます。 僕自身にとっても、重要な部分なので書きたいなと思いました。 1.親の教育 僕の母は教師をしている。 今も存命で、現役で教壇に立っている。 そんな母は、学歴主義だった。 「いい学校に入って、いい大学に入って、いい会社に就職

        • アダルトチルドレン回復日記 ~過去の自分がしてきたこと~

          【厳しさを求めて】 20代、過去の自分を振り返ると、とても甘々だった。 その時に、僕がショックを受けた言葉がある。 「甘えん坊」 「覚悟が足りない」 「やめたら?」 この中で、一番刺さったのが「甘えん坊」だった。 おそらく、図星だったのだろう。 そして、自分はもっと強い人間だと思い込んでいた。 この言葉を受け止めきれず、人知れず泣いた。 そこから、自分に対して厳しさと苦しさを求めることが始まった。 【自分でハマった罠】 自分にできるだけ厳しくありたいと思うよ

          アダルトチルドレン回復日記 ~変化の兆し~

          【気付き】 自己肯定を始めてから、変化の兆しを感じたのは初めてだった。 例のサボり、何もしていない自分を肯定していくためのサボり が苦にならなくなってきたころのことだ。 無意識に自己否定をしている自分はまだ存在したが それに気付けるようになった。 もちろん、その時には気が付けない。 でも、身体が違和感を覚える瞬間があって 後で振り返ると自己否定をしていたと思えることが 度々あった。 これは大きな成長だった。 【言葉のカウンター】 無意識に自己否定をしている時に

          アダルトチルドレン回復日記 ~変化の兆し~

          アダルトチルドレンの箸休め 今の自分と過去の自分は-

          【テセウスの船】テセウスの船。ドラマのタイトルにもなった言葉だ。 ◆ウィキペディア参照◆ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%BB%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%88%B9 今回書いているうちに、この問題が頭に浮かんだので ここに書くことにした。 簡単に人間で言うと、 過去の自分と今の自分は同じ自分だろうか。ということだが、 この問題と似ているなと思った。 今の自分と過去の自分は確

          アダルトチルドレンの箸休め 今の自分と過去の自分は-

          アダルトチルドレン回復日記 ~過去、救い~ 【重要なことを追記しました】

          【琴線に触れる】 カフェで泣く。という経験をしたのは、久しぶりだった。 でも、カフェで一人で涙を流したのは、初めてだった。 皆さんはあるでしょうか。カフェで泣いた経験。 もちろん、わんわん泣くのではく、しくしくと泣くことになった。 【どうしてこうなった?】 それは、以前から紹介している。 【恋愛依存症】 という本に、過去の自分を救うことが書かれていたからだ。 これは「何もしない自分」を肯定することを 続けていた2ヶ月の間に起こった出来事だった。 仕事を終え

          アダルトチルドレン回復日記 ~過去、救い~ 【重要なことを追記しました】

          アダルトチルドレン回復日記 ~何もしないをする時間~

          【意識して何もしない?】 身体に異変が起こり続けていた時に意識的にやっていたことがある。 それは、 怠けることだ。 一見すると、ただのサボり。 でも、その時の僕には意味が十分にあることだった。 それはなぜか。 僕が目的を持って何かに打ち込むことで、自己を肯定していたからだ。 しかも無意識に。 今までのこの現象を僕は問題視していなかった。 でも、以前紹介した「恋愛依存症」という本でわかったことと 照らし合わせると、問題が見えてくる。 僕は自己否定感や自己無力感

          アダルトチルドレン回復日記 ~何もしないをする時間~

          アダルトチルドレン回復日記 ~身体の異変~

          【背中が・・・】 気が付くと、それは身体中に広がっていた。 一番目立ったのは、背中だった。 背中に赤い斑点模様のようなものが無数にできていた。 症状としては、ダニに嚙まれたような見た目で とにかくかゆかった。 ダニがいる。そう思って、ダニがいなくなるスプレーを ベッドとソファに巻いた。 しかし、痒みは収まらなかった。 【なんでこうなった!?】 この痒みが起こる前に決定的に変えたことが一つあった。 おそらく原因はそれによる「ストレス」だった。 ひとつ前のnoteに

          アダルトチルドレン回復日記 ~身体の異変~

          アダルトチルドレン回復日記 ~恋愛依存症~

          僕が出会ったこの本には、 4つの依存症が書かれていた。 共依存 回避依存 ロマンス依存 セックス依存 あまり具体的には書ききれないけれど、 僕が陥った症状とピタリと一致するものが あった。 1.共依存だ 特徴としては、人との適切な壁を作れない。というもので、 自分と人との距離がわからなくなる。というものだ。 そして、相手に依存することで、自分の安心を確保しようとする という特徴もあった。 その根本原因は、自己無力感や自己肯定感の低さだった。 僕は、最初自分

          アダルトチルドレン回復日記 ~恋愛依存症~

          アダルトチルドレン回復日記 ~出会い~

          【危機感:このままではまずい】実を言うと、恋愛をすること自体が久しぶりだった僕。 最初は、慣れの問題かと思った。 たぶん、その側面もあった。 でもそれ以上に、影響が強すぎたことが気にかかった。 寝ることもままならない。というのは、相当なダメージだった。 僕は危機感を感じたし、とにかく原因を知りたかった。 この時、まだ僕は自分がアダルトチルドレンだということを 理解していなかった。 とにかく日々、自分を正常に戻す作業を繰り返した。 地道な作業だったけれど、徐々に自分を取

          アダルトチルドレン回復日記 ~出会い~

          アダルトチルドレン回復日記 ~恋愛ができない?~

          【問題が噴出した日】30代のある日、僕は恋をした。 お相手は、同じ業界の人で、たまたま開かれた飲み会で出会った。 最初は、「かわいい人だな」と思ったが、惹かれることはなかった。 しかし、何度か飲み会を重ねるにつれて、だんだんと 興味を持っている自分に気が付いた。 自ら連絡先を聞き、飲みに誘った。 まずは、「みんなで飲もう」ということになり、 そこで事件が起こった。 ※ここからは、主観が入るので、そのつもりで 読んでください。 19時、とある居酒屋。 店に行くと、

          アダルトチルドレン回復日記 ~恋愛ができない?~