青柳翔さんとゆるキャンへの感謝
2021年3月7日 、夕暮れ時。
皆さんは何をしていただろうか。
私は自室の壁を見つめて泣いていた。
かれこれ数時間。日が落ちてくるのに合わせて見つめる壁はだんだん暗くなっていき、無機物すらも憂鬱を責め立てるようだった。
食事の選択も、咀嚼すら億劫な日だった。
朝から何も食べておらず、空腹を悲しみがかき消し続けている。
何があったと思うだろう。何もないのだ。本当に何もなかった。たまにある、ただただ世界が悲しくてたまらなくなる日。3月7日はそんな日のひとつだった。
その