CDBコントロールエルフ雑記
こんにちは、きるかです。
今回は、レート第22期後半戦の最後の土日で使用していたコントロールエルフについて書いていきます。
コントロールエルフとは
今期のコントロールエルフの最大の強みはリーダー体力最大値を上げられる点にあります。ジャイアントハッピーピッグに加え、アディショナルで追加されたベネディクションエルフの2種6枚に進化を切ることで、相手に1ターンで削り切られないような高い体力にしていきましょう。
環境に多い結晶B、秘術W、威光Rは打点をため込むことで20点近いダメージを一気に出すことができますが、こちらの体力が24,26,28…と増えていくにつれ1ターンで削り切ることが難しくなっていきます。ギルネリーゼやピアシィ、ユピテル等の回復や盤面処理に長けたフォロワーも多く、中途半端な攻めは簡単に受けきれてしまいます。
レート戦績
相手に何度かリタイアされたためもう少し勝ちが多いです。途中までバハムートを採用していなかったせいでB(ウーラノス)とE(バハムート)に負けが何回かありました。Rの1敗はバハムート採用してないころにギルネ直接召喚から負けました。スペルWに1回負けました。ディスカDには順当に負けました。他の敗因はあんまり覚えてないです。
構築
レート最終日に使用していたリスト
レートの最後の土日しか使用していないため改良の余地はありますが、基盤はこんな感じでいいと思います。
採用カード
セラフィックレオ・ガルエル---瞬間的に1ppズルできるカード。5ppでハッピーピッグを出せたり、中盤にコストの少し重いバイヴカハを出しやすくしたりと使い勝手が良い。先攻でも使えるメタトロン。他にも使えるコンボが多いので後述。
フラワーブリーズ---ユピテル等の強力なフォロワーを使いまわす1コストバウンス枠。森の遊撃者と選択枠。フラワーブリーズの利点は1点回復とユピテルバウンスユピテルができること。森の遊撃者の利点は序盤にプレイした場合にエルフフォロワーサーチが偉いのと稀に疾走運用できること。中盤以降のエルフフォロワーサーチはそこまで嬉しい効果ではない。お好みで選択してください。
導く鐘・ベルエンジェル---序盤手札を減らさずライフカットしたり、リソースが薄い場合は進化を切っても強い。人形Nmや威光R対面は相手のフォロワーを残しつつベネディクションエルフでラストワード持ちを消滅させる動きが強力。
干絶の飢餓・ギルネリーゼ---進化で6点回復でき、バイヴカハの福音でバフできると更なる回復が見込る。ppが余った場合でもむやみに出さない。10pp時の直接召喚でゲームセット。この時に干絶の甘露が燃えないよう手札管理に気をつけましょう。私はよく燃やしてしまいます。
メタトロン---後攻4tで進化を切り、次のハッピーピッグやピアシィに繋げるカード。後攻4tでしか強くないのにベネディクションエルフを優先してマリガンで探したりプレイすることも多く、本当に必要か疑問。先攻でも使えるガルエルで事足りてそう。
ブロッサムルナール---進化回数を稼ぎつつ強力な盤面を形成しやすい。中盤の除去としても役立つ。盤面除去のため、むやみに切らずに抱えておくことも考える。
三相の女神・バイヴカハ---EP回復カードが多いためバイヴカハの福音を加えやすく、できるだけ3EP消費後にプレイしたい。進化を必要としない回復兼リソースとして優秀。リーダーの体力がマックスかつ次ターン以降打つ余裕がありそうな場合は、バイヴカハの福音を即座に打たずに回復用に抱えておくこともある。
天使の恩寵---リソース兼回復。EP回復カードが多いため1コストで使える場面も多い。
ブリーズエルフ---進化回数を稼いでくれる。加わる自動進化フェアリーを除去用に残して置くかユピテルの条件達成のためにプレイするかは状況に応じて考える。
凍土の女王・ピアシィ---EP回復と除去カード。横で自動進化フォロワーをくっつけると除去範囲が広がる。ギルネリーゼ進化の際に盤面処理と回復を両立させてくれるのが偉い。
ベネディクションエルフ---最強カード。リーダー体力の最大値を上げるのはもちろん、人形Nmや威光Rのラストワード持ちを消滅させることで大きなアドバンテージが得られる。
箱庭の追憶・オリヴィエ&シルヴィア---EP回復カード。このカードの追加で毎ターン進化権を切りやすく、バイヴカハや天使の恩寵を強く使いやすくなった。少しもったいなく感じるが、EPが残っている状態でも普通に出す。
ユピテル---進化回数5回を達成する必要はあるが、進化を必要としない回復兼除去として優秀。バウンスで使いまわしたいフォロワーナンバーワン。
ジャイアントハッピーピッグ---進化回数を稼ぎつつリーダー体力の最大値を上げてくれる。ガルエルのおかげで使いやすくなった。
アルティメットバハムート---相手のワンチャンスを潰すカード。ウーラノスの採用が予想されるデッキに対してはギルネリーゼと直接召喚タイミングを合わせると安全。直接召喚を遅らせる方法は手札に抱えておく、PPを50消費しない、盤面を5面埋めるの3パターンあるが、盤面を埋める場合にガルエルで破壊されるフォロワーや手札に戻る自動進化フェアリーがいる場合はバハムートが登場してしまうので注意。
採用候補カード
紅葉のリーフマン---受けきるだけでなく盤面で圧力をかけていくプランも取りやすくなる。書いてあることは強い。試したことはないが、対ディスカDのリュミオール前に置き除去として使うこともありそう。
グランスエンジェル---バハムートデッキミラーに強くなる。後述するが結晶B対面にも欲しい場合がある。
大いなる意志---相手のフォロワーを1ターン止めておいて次のターンにAoEで一気に除去するのに使えるかも。2ppあるなら除去できそうとも思うが、デッキとの相性自体は悪くないのかもしれない。
森の遊撃者---またの名をサイレンススズカ。採用カードのフラワーブリーズと選択。
不採用カード
生命の創世樹・ユグドラシル---バイヴカハとオリヴィエと相性が悪い。EPを消費させてくれ。
終焉の地---pp回復カードは他にも多いし、バハムートを早出ししたい環境でもデッキでもない。
覚えておきたいガルエルコンボ
2ppガルエルバイヴ---序盤にライフカット目的やドロー目的でやることがある。例えば、対秘術Wに序盤面から打点を出されにくくできる。EP3消費後にはそこそこやる。
後攻4pp恩寵ガルエル(ギルネかベルエン)ブロッサムルナール
5ppジャイアントハッピーピッグ
5ppピアシィガルエル(ギルネかベルエン)--狙いたい動きではないが、ドローやドレインしながら無理やり2点AoEを飛ばせる。
6ppピアシィガルエルオリヴィエ
7ppピアシィガルエルユピテル
8ppガルエルユピテルフラワーブリーズユピテル
8ppピアシィユピテルガルエルオリヴィエ---これでバハムートの条件達成することもある。
他にも1pp多く使いたい場面で使うことも多い。相手のEPがまだいくつか残っている場合にガルエルオリヴィエ恩寵で無理やり恩寵を打てることもある。
マリガン
単キープ
ベルエンジェル、ブリーズエルフ、ベネディクションエルフ
先攻単キープ
天使の恩寵
結晶B、威光R、ディスカD対面は、ジャイアントハッピーピッグもキープしてよいかもしれない。人形Nm、秘術W、威光R対面にはベネディクションエルフを優先するため、後攻でもメタトロンを返していた。
対面ごとの雑感
対人形Nm
ベネディクションエルフで相手のフォロワーを一気に消滅させることで大きなアドバンテージを取れる。1ターンで20点以上のダメージを出すことは難しいため、しっかり受けていけば基本的に有利。次元の掌握者連打で負けないようにバハムートを直接召喚する際に体力4以上を多くして次元の掌握者に強い盤面にしたり、ギルネリーゼの直接召喚のハンデスと合わせてバハムートを通す。
対威光R
リソースが潤沢なデッキではないため、ベネディクションエルフで騎士見習いやベルエンジェルを消滅させたい。序盤からリーダーの体力を削られ回復が間に合わない、クイブレ武装武装福音で26点、ビクトリーブレイダー本体を通される、の3つが主な敗北パターンと考えられる。クイブレによる20より大きい打点を出すのは要求値が高いうえに、こちらのリーダー体力最大値が28,30になることも少なくない。更にバハムートやギルネリーゼのタイムリミットもある。ビクトリーブレイダーへの回答として、ユピテルはもちろん体力6以下にしてベネディクションエルフで消滅、福音でバフして殴る、等がある。
対秘術W
20点以上の打点をため込むのはそれなりに要求値が高いうえにこちらはリーダー体力最大値を上げられるのでOTKはあまり起きない。最も多いであろう敗北パターンは6tの早期リーサルだと考えられる。要求値を上げるためにできるだけリーダー体力を高く保とう。また、ライリーやプレデターゴーレムの盤面を取りこぼして負けないように除去を適当に吐きすぎない。中盤に面で圧力をかけていって相手の進化権を奪うとより安全。
対ディスカD
早期の10ppリュミオール、ノール、ノールの盤面を返せる方法として、ピアシィと自動進化×2、リーダー体力20以上でベネディクションエルフの2つが考えられるがどちらも安定してできるわけではない上にフィルレインがきつすぎる。リュミオールが飛んでくる前にできるだけリーダー体力最大値を上げておき、相手の欠損を祈ろう。盤面負けしなかった場合に、ガルエルやバウンスを駆使してウーラノスケアしつつ受けきれるパターンも存在する。この場合にバハムートが出てこないように頑張って手札に引き寄せよう。
対結晶B
スカルフェインギルネダイマスウィンギージュエルシュラインの21点がよくある最大打点だが、信仰の一撃や2枚目のスカルフェインでそれ以上の打点を出されることも考えて、できるだけリーダー体力最大値を上げておきたい。ウーラノス採用型も多いため、余裕があればバハムートとギルネリーゼの直接召喚タイミングを合わせたい。相手が先にギルネリーゼの直接召喚できる場合でも、グランスエンジェルがあれば遅らせられる。2ターン計画で削りきられないよう、ピアシィ、ギルネ、自動進化×2を構えて回復しつつ盤面を処理できるようにしておきたい。
総括
環境的にリーダー体力最大値を上げる行為が強く、このデッキの通りが良かったです。有利不利がはっきりしており、ディスカDやスペルWには厳しそうなので環境を見て握るか決めましょう。有利な相手には除去や回復を適切に使っていけば大きく勝ち越せると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。使用期間も短く少し自信のない部分もありますが、余り研究の進んだデッキタイプではないので参考になれば幸いです。
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